校舎裏
瑠愛
瑠愛
女子生徒
瑠愛
アイツはほんとに足が速い。気づいたらゴールにいるような人。
女子生徒
瑠愛
女子生徒
女子生徒
瑠愛
女子生徒
瑠愛
瑠愛
女子生徒
瑠愛
女子生徒
瑠愛
瑠愛
ドンッ!
瑠愛
瑠愛
女子生徒
バタン
瑠愛
瑠愛
女子生徒
ガチャッ
瑠愛
鍵を、かけられた……!?
瑠愛
瑠愛
段々と遠のいていく足音
確実に、私はハメられた
瑠愛
瑠愛
確実に悪意を持ってなされたこの行為
なんの前触れもなかった
瑠愛
瑠愛
それは確実に断言できる
瑠愛
瑠愛
私は知らないうちからずっと
監視されていたのかもしれない
でもあまりに急すぎやしないだろうか
瑠愛
瑠愛
瑠愛
らしくなく、自信も元気もなかった
私は今日
ここの道具たちと夜を過ごすのだろうか
瑠愛
瑠愛
瑠愛
瑠愛
あれからどれだけ経ったかはあまりわからない
けれど外の音を聞くに人の気配はしなかった
瑠愛
瑠愛
なんでもいいから喋ってないと不安に押し潰されそうだった
瑠愛
瑠愛
瑠愛
瑠愛
彼女が私の友達をいじめてたとするならば
仲の良い私をいじめるのは突飛なことではない
瑠愛
最初は友達と間違えて私に何かしてるんだと勘違いしてたが
友達がいなくなってからは私が標的だったのか
瑠愛
そんなことを考えていると
外から足音と話し声が聞こえてきた
瑠愛
瑠愛
部活帰り
誰かー!
潔世一
蜂楽廻
蜂楽廻
潔世一
誰かいるの?
助けてよ!!
蜂楽廻
潔世一
潔世一
それにしても、この微かに聞こえてくる声は何なんだろう
潔世一
潔世一
蜂楽廻
蜂楽廻
潔世一
ここだよ!
あれ、ここなんて言うんだっけ……
潔世一
蜂楽廻
潔世一
蜂楽廻
潔世一
瑠愛
瑠愛
瑠愛
瑠愛
蜂楽廻
潔世一
瑠愛
潔世一
瑠愛
あの子がここから出ていくとき、確かに鍵の音はした
だけど私が見誤っていた
瑠愛
蜂楽廻
潔世一
瑠愛
瑠愛
瑠愛
潔世一
蜂楽廻
瑠愛
やっと助かりそうだ
そうは言うけれど
私の中は、不安で満ちていた
コメント
4件
一気見してたんですけど、 めっちゃ面白いです☺️ 続き待ってます!ჱ̒ ᷇ᵕ ᷆ )
ごめんなさい、見るの遅れました、 今回も最高で素敵な作品ですね!これからも頑張ってください!応援してます!