『おっちょこちょいな私でもメイドやってます！』 過去編

私は小さい頃から周りの人にホワホワしてるねと言われていた

自分では自覚は無かった

でもそのせいか、あまり状況を理解できていない時がある

お母さんもお父さんもいつもこんな感じだ

私が小さい頃からいつも冷めた対応をしてくる

私がこんな事を言うとクラスメイトは凄く心配そうな顔をしていた

ご飯の量や種類もいつも違う

お母さんやお父さんは豪華でたくさん量があるご飯に対して

私はいつも残飯みたいなご飯だ

自分で作りたいとは思っているしかし、小さい頃に１回だけお母さんに作ってあげたら料理を不味いと言われた

それ以来、料理どころかキッチンにさえ行くのを禁止された

お母さんに何故かと理由を聞いた事がある

その理由は至って簡単だった

そうお母さんはキッパリ言い張った

私が唯一できるとしたら料理以外の家事仕事や勉強ぐらいだった

お母さんとお父さんが2人で出掛ける時は掃除や洗濯は当たり前だ

勉強は元々できる方だったが、テストで前のテストより1点でも落としてくるとお父さんに怒られていた

それが当たり前の毎日だった

しかしある日、当たり前の毎日ではない事が起きた

しかし、いくら待ってもお母さん達が戻って来る事は無かった

でも捨てられたと言う考えは私の中では無かった