來花
私が居ると言う事は今回は私ですか?
○○
せーかーいー!
○○
という訳で本編!
來花
どうぞ
私は小さい頃から両親に嫌われていた
だから良くお母さんに言われる
お前なんか生まれて来なきゃ良かったんだと…
私は不幸な子だ
両親から愛されず
まともな食事も貰えない
家ではゴミの様な扱いをされ
学校では空気の様な存在だ
そんな扱いをされてからと言うもの
私は不登校になった
しかし、両親からは学校に行けと言われる
それでも私は行かなかった
学校に行かず、勉強は独学でやった
そもそも勉強自体は不得意では無かった
そして勉強をした後は音楽を聞いたりと有意義な時間を過ごした
來花
(はぁ、暇だな…)
來花
(学校に行っても、空気みたいな存在だし)
來花
(リビングに行っても親がうるさいだけなんだよな…)
來花
…(´Д`)ハァ…
來花
どうしよ…
ドンドンドン
來花
Σ( ˙꒳˙ ;)
來花のお母さん
蓬、ちょっと来なさい
來花
…
來花のお母さん
いい加減、学校に行きなさい
來花
…やだ
來花のお母さん
なんで嫌なの
來花
…
來花のお母さん
イラッ
來花のお母さん
もういいわ、出ていきなさい
來花
…
來花のお母さん
そうすれば私も楽になるわ
來花のお母さん
お父さんだってあんたが出ていくのは賛成するはずよ
來花
…
來花のお母さん
さぁ、出ていって
來花のお母さん
もう二度と帰ってこないで
バタン
來花
…(´Д`)ハァ…
來花
まぁそうなるよね
來花
えっと私の所持金は…
現在の所持金 数十円
來花
…これじゃあ流石にご飯は買えないな…
來花
となると…
來花
『お金を上げるので誰か私を貰って下さい』
來花
(これしかないか…)
正直これはあんまりやりたくない
なぜなら、自分が負け犬の様な感じがして嫌でしょうがないからだ
來花
(でもこんな数十円で私の事拾ってくれる人居るのか?)
來花
…まぁ、いっか
そして私は数時間も待っていた
やっぱり、私なんかを拾ってくれる人なんて存在しないんだ
そう諦めていた
しかし、ある1人の男の人が私の目の前で立ち止まった
??
…君何してるの?
來花
…
??
…
??
もしかして、親に捨てられたの?
來花
…はい
??
…お腹空いてる?
??
ガサガサ
??
これ、良かったら食べて
そう言って男の人は私に1つのパンをくれた
來花
え、良いんですか?
??
うん、だって親に捨てられたって人が目の前に居るのに放っておけないよ
來花
…!
??
だから…はい
來花
あ、ありがとうございます…
來花
…
來花
(๑⃙⃘・н・๑⃙⃘)パクッ
來花
モッ( ˙༥˙ )モッモッ
來花
…ポロッ
來花
うぅ…(泣)
??
…大丈夫だよ
??
いっぱい泣きな、辛かったね
來花
( இωஇ )ウワーン
??
ヨシヨシ( ´。•ω•)ノ"(っ <。)
??
どお?落ち着いた?
來花
グスッ…ありがとうございます…
??
良いよ、気にしないで。困っている人がいたら助けるのは当たり前だから
來花
私、剣利來花と言います
來花
あの、お名前は?
??
あぁ、僕は
ひとらん
"ひとらんらん"気軽にひとらんって呼んで良いから
來花
えっと、ひとらんさん本当にありがとうございます
ひとらん
だからお礼なんていいってw
來花
ですが…
ひとらん
來花さんは帰る所無いんでしょ?
來花
…はい
ひとらん
良かったら、家でメイドにならない?
來花
メイド…ですか?
ひとらん
メイドと言っても、普通のメイドじゃなくて、僕の専属メイド
來花
ひとらんさんの専属メイド…
ひとらん
あ、別に嫌なら嫌で構わないから(汗)
來花
いえ…私やりたいです
來花
ひとらんさんの専属メイド
ひとらん
いいの!
來花
はい(*^^*)
ひとらん
.*・゚(*º∀º*).゚・*.
ひとらん
ありがとう!
來花
フフッ
ひとらん
えっと、それじゃあ改めて
ひとらん
よろしくね、來花さん
來花
はい、よろしくお願いします
ひとらん様
來花
いかがでしたか?
○○
ひとらん様すっごく紳士的だったなぁ〜
來花
はい、私もそう感じます
蓬
やっほー
○○
蓬さん!
來花
こんにちは、蓬さん
○○
なんで蓬さんがここに居るんですか?
蓬
なんでって次回は私の過去編で最後だから
○○
え!もう最後なの!
蓬
早いもんだよね〜( ˙-˙)
來花
ですね
○○
あ、とりあえず今回は閉めましょう!
來花
そうですね
○○
それでは皆さん!
來花
次回で過去編最終回です
蓬
どうぞお楽しみに〜