えと
ゆあん
私の声をゆあんがかき消した。
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
えと
悩んでること…バレてるの…?
ゆあん
ゆあん
ゆあん
えと
えと
ゆあん
えと
えと
えと
言葉を探して放つ度、心の奥で少しだけ痛むのは何…?
ゆあんの顔が見えない分、とても怖かった。
あれだけ自分のことを気にかけてくれてるのに、私は踏みにじった形にしてしまった気がした。
本当に、どうでもいいんだ。
そのはずなのに
ゆあん
えと
ゆあん
えと
思わず引き笑いと共に声が漏れる。
ゆあんは画面の奥でクスリと笑い声が盛れてきた。
ゆあん
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあん
胸がキュッと痛む。
それは、気づかれたからなのか、好きだと言われたからなのか。
心のどこかで、ゆあんの笑顔が頭に浮かんだ。
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあん
頭に浮かぶのは、元気に可愛くニコッと笑うゆあんの姿。
嬉しくなって、頬が軽く上がる。
この日のこの時間から、ゆあんの『えとさん元気作戦(?)』は実行された。
主
ゆあん
主
ゆあん
主
主
主
コメント
1件
最高!<( ̄︶ ̄)>