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ゆあえと最高(遺言
やっぱ、ゆあえと最高!!
カチッと通話終了ボタンを押してえととの通話を切断する。
誰の声もなく、静かになった部屋が、急に寂しく感じられた。
ゆあん
どうしたら笑ってくれるの…?
ああいったものの、えとの事はあまり知らない。
歳も低く、経験のない俺にとって、それは大きな壁となった。
少女漫画でも読み漁ってみる?
他の人に聞いてみる?
ポンポンと案は出すもののどれも人やもの任せ。
そんなよくある在り来りなことを下って、えとが振り向いてくれるとは到底思わなかった。
後悔?
そんなのしていない。
逃げてたまるもんか。
絶対にやり遂げて見せる。
例え、えとさんがどんな道に歩もうとも。
その道にのすぐそこに俺が居なくても。
ゆあん
えと
文字だと感じにくいが、違和感は多少ある。
ゆあん
えと
単刀直入で、自分勝手なお願いだけど、えとは了承してくれた。
たとえ何があろうと、了承する優しい人とも言える。
まぁ、無理をする人とも言える…
ゆあん
えと
10:30
ちょっと早く来るくらいがちょうどいいかなと
まだかなっと塀に座って端末を弄る。
後ろからちょっと小走りでやってくる足事が聞こえる。
ゆあん君だな、直感でそう思った。
ゆあん
予感的中。
私服姿のゆあんが、楽しそうに背中に飛び込んでくる。
えと
ゆあん
ジ-ッと見つめられる。
驚かしたつもりなのか…?
えと
ゆあん
楽しそうにニコニコしたり、驚いたり。
喜怒哀楽がちゃんとあるゆあんが羨ましい。
何も隠してなさそうな、純粋な笑みが、私の胸に少しづつ刺さっていく。
えと
ゆあん
軽く謝れた後、歩幅を合わせて歩出す。
女性の私の歩幅は、小さめなゆあんにピッタリ会って、ゆるりゆるり、のらりくらりと楽しい時間を夢みて。
主
ゆあん
主
ゆあん
主
主