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志遠

ただいまー…ってえええ!?

和樹

あ、志遠。おかえり

志遠

お、お兄ちゃん!?その子誰!?

和樹

彼女

志遠

お兄ちゃんに彼女が…?

志遠

エイプリルフールは過ぎてるよ…?

和樹

黙れ…(^^)

和樹

いくらモテないからってそれはひどいぞ?

志遠

だって事実じゃん。

兎芦

まぁまぁ…

兎芦

彼女っていうのは本当ですよ!

志遠

えー…信じられない

志遠

あ、自己紹介まだだったね!

志遠

私、黒澤 志遠!妹やってます!

志遠

しおんって呼んでね!

兎芦

しおんさんですね!

兎芦

私は白野 兎芦

志遠

おー!かわいい!!

兎芦

志遠さんも可愛い名前ですよ笑

志遠

照れるなぁ〜

和樹

ふたりとも仲良くなったみたいで良かった笑

志遠

あ!そうだ!

志遠

兎芦ちゃん!今日家泊まらない?!

和樹

こらこら。兎芦も用事があるかもなんだから

兎芦

気持ちは嬉しいけど…ごめんね?

兎芦

門限があるから…

志遠

そっかぁ〜…

志遠

ってもう4時!?

志遠

まずい!友達と電話の時間だ!

志遠

いってきまーす!!

和樹

兎芦も帰る?

兎芦

うん、

和樹

じゃあ送ってくよ

兎芦

じゃあ…お願い!

兎芦

わざわざありがとね笑

和樹

いいよ。このぐらい。

兎芦

…あのさ

和樹

ん?

兎芦

いつも何時の電車乗ってるの、?

和樹

7:31分発

兎芦

じゃあ、明日一緒にいかない、?

和樹

いいよ

兎芦

!!

兎芦

やった!

和樹

…//

和樹

(その笑顔はずるいでしょ…)

そうこう話しているうちに、駅へと着く。でも、もう少しいたいような…離れたくないような…そんな気持ちになった。僕は彼女に一言言った。

和樹

…兎芦!!

兎芦は振り返った。続けて僕は言う。

和樹

また明日!!

兎芦

…うん!また明日!

そう告げた僕たちは、帰路につく。明るい夕日を見ながら僕は彼女の名前を言った。

和樹

兎芦…

家に帰ると、玄関には香ばしい匂いが漂っていた。僕が好きなカレーの匂いだ。

志遠

あ!お兄ちゃんおかえり〜!

和樹

ただいま

志遠

今日はカレーだよ!

和樹

うん!

和樹

(兎芦と食べたかったな…)

志遠

お兄ちゃん?

志遠

具合でも悪い?

和樹

いや、大丈夫だよ!

志遠

それならいいけど…

志遠

(絶対兎芦ちゃんのことだ…)

和樹

ごちそうさま…

和樹

僕先に部屋戻るね

志遠

うん!

なぜか今日は兎芦の事を考えてしまう。僕は人を好きになったことがない。だからこれが…

和樹

考えるだけ無駄だ。寝よ…

兎芦

和樹くん…!危ない!

和樹

え…?

和樹

兎芦ッ!!

兎芦

和樹くん…

兎芦

怪我…ない…?

和樹

ないよ!!でも…兎芦が…

兎芦

和樹くんの事…守れて…良かったよ…

和樹

嫌だ…嫌だ…

兎芦…

和樹

ッは…

和樹

夢…か…

和樹

よか…った…

和樹

(あれ…なんで泣いてるの、)

和樹

ん…兎芦からだ…

兎芦

和樹くん。起きてる?

和樹

うん。起きてるよ

兎芦

その…寝れないから…

和樹

話し相手なってほしいと

兎芦

そう!!

和樹

いいよ!

それから僕たちは1時間ほど話した。

兎芦

眠くなってきたからおやすみ!

和樹

おやすみ

兎芦

ありがと!楽しかったよ!

和樹

俺も

和樹

好きだよ。兎芦

兎芦

えっ!?

兎芦

兎芦

私も…好き…

和樹

和樹

おやすみ!

兎芦

おやすま…

兎芦

み…

翌日、僕はパンを加えて走って駅に向かっていた。

和樹

やっべ!!いそげ!!

和樹

うおおおお!

和樹

はぁはぁ…間に合った…

和樹

ん?

和樹

(あそこにいるのって…兎芦だよな…)

和樹

(あれ…?兎芦…なんか変だな…)

和樹

ッ!

僕は気付いた。後ろのおじさんが兎芦になにかしているのを。だから…

和樹

ちょっとおじさん。いいかな。

兎芦

え、和樹くん…

おじさん

あん?なんだガキ

和樹

触ってたよね。思いっきり

おじさん

は、はぁ?

和樹

兎芦。大丈夫?

兎芦

あ…あ…

和樹

嫌なことされた?

そう聞くと、兎芦は頷いた。だから僕は言った

和樹

おじさん。次の駅で降りようか

おじさん

ま、まて!俺には大事な家族が──

和樹

じゃあなんで家族がいるのにやったんだよ。

和樹

おじさん。一緒に降りようね?(^^)

兎芦

(こわい…和樹くん…本気の目だ…)

そう言い、僕らは降りた。すぐに駅員に突き出し、事情を説明した。幸い他の乗客の目撃情報もあり、無事におじさんは警察にお世話になった。

和樹

結局僕たちも事情聴取受けて4時間も…

兎芦

しょうがないよ…

兎芦

でも…ありがとね笑

和樹

大丈夫だよ。大事な彼女を守るためなんだから

兎芦

恥ずかしいよ…

兎芦

ってか…学校どうしよ…

和樹

俺はズル休みする

兎芦

だめ!行くよ!

和樹

えー…

和樹

お願い!なんでも言うこと聞くから!

兎芦

じゃあ…えっちなこと!

和樹

よし。学校行こうか

兎芦

なんでぇ…

そう話しながら、僕らは学校へと向かった。

みはる

こんにちは。主です。

みはる

今回は志遠の自己紹介と3人の誕生日の紹介です。

志遠

名前:黒澤 志遠 年齢:15 誕生日:2/9
趣味:料理 お兄ちゃんへの思い:面倒

和樹

誕生日:12/28

兎芦

誕生日:4/20

みはる

はい。実は兎芦のほうが誕生日的に年齢が上なんです

みはる

それではまた次回。

素行不良で退学寸前の僕を、生徒会長が拾ってくれました。

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