ぶるーくは思わず体を引いた
きんときからえも言えぬ 威圧を感じたからだった
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何事もなかったように スマイルはきんときに言う
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そう答えながら きんときはすかさず
ぶるーくとスマイルの間に座った そしてスマイルの肩に腕を回す
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平然とした表情できんときは言う
座っているソファは 男3人座っても少し余裕がある
それにも関わらずきんときは グイグイとぶるーくの方に寄ってきて ぶるーくを押し出そうとする
ぶるーくは唇をとがらせて そしてきんときをジト目で見た
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そう言いながら きんときはスマイルに抱きついた
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ぶるーくは呆れ顔できんときを見る
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困惑の言葉を口にするものの その表情は嬉しそうなスマイル
すかさずスリッと きんときの頭に頬を擦り寄せた
なにも見なかった振りをしたぶるーくは 1人がけのソファに移動する
目の前で仲良くする2人に 白い視線を向けながら問いかけた
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こうなったら自分も シャークんと仲良くしてやるっ
ぶるーくはそう思っていた
スマイルの隣を勝ち取ったきんときは
満足そうな表情でぶるーくに振り返る
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そう言いながらきんときは コンビニの袋を1つ ぶるーくに手渡した
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きんときから手渡された袋を ぶるーくは訝しげに覗き込み
そしてすぐに声を出して笑った
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話の見えないスマイルが 不思議そうに首をかしげ
そんなスマイルに向かってぶるーくは 袋から取り出した商品を見せた
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シャークんの面白い行動に 3人は文字通り お腹を抱えて笑い続けた
昼食を食べながら 『当たり前』の話をきいたきんときは
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1口水を飲んだ後にそう言い出した
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きんときの隣で スマイルがうんうんと頷く
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頬杖をついてぶるーくが言うと きんときが苦笑いをした
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そう言われて
ぶるーくは驚いた顔できんときを見た
きんときは 「どう?」と言いたそうに 首をかしげる
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きんときにそう言われて ぶるーくは頷いた
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2人にお礼を述べて 笑顔を見せたぶるーく
ちょうどそのタイミングだった
リビングのドアが開いて シャークんが顔を出した
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3人はドアに振り返り
おかえり
と返す
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シャークんの言葉に
きんときとスマイルは 声を合わせて笑う
そんな2人の言葉に ぶるーくはシャークんの隣へ駆け寄り
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と言いながらシャークんを抱き寄せる
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ぶるーくの惚気が始まり
きんときとスマイルは 顔を見合わせて肩をすくめる
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きんときとスマイルは 2人揃ってリビングを出て行く
ドアを出る前
きんときは振り返って ぶるーくに親指を立てた
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スマイルの唐突な言葉に シャークんは目を丸くして
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と返した
思いがけず2人きりとなった ぶるーくとシャークん
いつになく ぶるーくの胸はドキドキしている
きんときとスマイルがくれたチャンス
これからするのはデートのお誘い
ここ最近その誘いをしてなかったから
ぶるーくの緊張は高まるばかりだった
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笑いながら ぶるーくの顔を見上げるシャークん
ぶるーくはシャークんの手を取って 指を絡めて繋いだ
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ぶるーくの誘いを受けて シャークんは不思議そうに首をかしげる
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そう言ってぶるーくは微笑む
シャークんは首をかしげて
少し考えた後に ニッコリと笑顔を見せた
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2人は楽しそうに準備をして
満面の笑顔で出かけて行った
目的地は決まってない
あそこ行ってみたくない?
ここも気になってたんだよな
ちょっと寄ってみてもいい?
あ、ここ行こうぜ
ショッピングモール
ゲームセンター
ビリヤードにダーツ
気の向くままに立ち寄って遊んで
2人で時間を過ごしていく
そこには最近見られなかった
とびっきりの笑顔が溢れていた
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ベンチに座ったシャークんが
軽く伸びをしながら水面を眺める
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ぶるーくもその隣に座って 同じように水面に目を向けた
沈黙の時間が流れて
冷たい風が吹き抜ける
水面の向こうに見える対岸の淡い光を
ただ静かに眺め続ける
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前を見据えたまま 静かな声でシャークんが言った
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そう言って シャークんは笑って見せた
ぶるーくも微笑んで
シャークんの手を握る
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強く手を握られて
シャークんはぶるーくの顔を見た
ぶるーくは真剣な表情で シャークんを見つめかえす
シャークんは頷いて
同じように その手を強く握り返した
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シャークんの言葉に 嬉しそうに微笑んだぶるーくは
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と言って シャークんの頭に自分の頭を乗せた
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シャークんが小さなくしゃみをする
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そう言って立ち上がるシャークん
ぶるーくはベンチに座ったまま シャークんの手を軽く引っ張る
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ぶるーくが頷いて
そこでシャークんは お泊まりの意図を理解した
一気に顔が赤くなる
しばらくの沈黙の後
シャークんがぶるーくの手を引く
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つられて立ち上がったぶるーくは 首をかしげてシャークんを見下ろした
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そう言ったシャークんの顔は 耳まで赤かった
可愛くてたまらなくて
シャークんの腰に手を回したぶるーくは
シャークんに歩くよう促して
水辺のフェンスまで誘う
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戸惑うシャークんを包むように フェンスに手を置いたぶるーくは
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そう告げて
シャークんの唇に
自分の唇を重ねた
コメント
4件

コメント失礼します! 作者さんの書き方がとてもとても好きです🥲🥲 毎日の楽しみです!続き待ってます🌺

うわぁ…!!良すぎる…!良すぎます!こういうお互いを信頼し合ってるからこその関係性大好きです…。暴力、ほんっとうに大好きなカプです。ありがとうございます😊 🙂が📕と二人だけで話してるのに激重な嫉妬心向けてる🎤、いいですね。こういう構図だいすきです。個人的には🎤にはとことん面倒でいてほしいです。 更新ありがとうございます!次回も楽しみにしております♪