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東アジアの島国、日本
一見すると平和に見えるこの国にも、裏社会のレジェンドと呼ばれる人物が存在する、犯罪組織が存在した
組織名は「雷竜組」
犯罪組織として高い実績を持っており、組織の利益向上に貢献しているが、自分に利益があれば手段を選ばず、残忍な手段を用いて犯罪を行なっている
日本国内で恐れられる犯罪組織であり、暗殺や拷問を通じて恐怖を振りまいている
その組織のトップの名は「鬼鏡カハイ」
金星で生まれ育ち、自立してからは地球(日本)に移住した男
彼はありとあらゆる武器を使いこなしてターゲットを暗殺し、特に首を折ることに長けていたため、「首折のカハイ」の二つ名を持った
No.2の名は「鬼鏡カドル」
海王星で生まれ育ち、カハイと同様に、地球に移住してきた異星人
人の心を読み取る能力を持っているため、一部からは「エスパーカドル」の二つ名で呼ばれている
この二人は夫婦揃って、日本を越え、世界にも恐怖を撒き散らした
屋敷に脅威が迫り来る数時間前
鬼鏡カドル
鬼鏡カハイ
鬼鏡カハイ
鬼鏡家の座敷では、珍しく灯りが柔らかかった
カドルが湯呑みを並べ、カハイが腕を組んで天井を見つめている
鬼鏡カハイ
鬼鏡カドル
鬼鏡カハイ
鬼鏡カハイ
障子の向こうで、二人の元気な子どもたちの気配がする
木刀を振る音、銃の分解と組み立てを繰り返す金属音が響き渡る
鬼鏡カハイ
鬼鏡カドル
鬼鏡カドル
鬼鏡カドル
彼女は懐から、小さな黒い勾玉を取り出した
その玉には、雷の文様が刻まれている
鬼鏡カドル
鬼鏡カハイ
鬼鏡カドル
そして、不穏な空気と共にやってきたあの日の夜
アメリカを活動拠点としている組織「ブラック・メリディアン」の首領、ヒューバート・パートリッジがやってきた
サングラス越しに緑色の瞳が見える
ヒューバート・パートリッジ
鬼鏡カハイ
カハイがヒューバートを鋭い目つきで睨む
ヒューバート・パートリッジ
鬼鏡カドル
ヒューバート・パートリッジ
ヒューバート・パートリッジ
ヒューバートはそう言い、拳銃と刃物を取り出した
鬼鏡カハイ
鬼鏡カドル
ヒューバートの後ろには、ブラック・メリディアンの構成員たちが出揃っていた
ヒューバート・パートリッジ
鬼鏡カドル
彼女の声が響いた瞬間、雷竜組の構成員たちがゾロゾロと出揃った
鬼鏡カハイ
こうして、雷竜組とブラック・メリディアンの戦いが始まった
そして、結果はというと…
惨敗
ヒューバートの刃が振るわれ、血が畳を濡らし、雷竜組は「壊滅」した
カハイはその場で倒れてしまい、二度と目を開けることはなかった
ヒューバート・パートリッジ
ヒューバート・パートリッジ
そう言い残し、ヒューバートが去った後、誰も気づかない場所で…
カドルは生きていた
鬼鏡カドル
鬼鏡カドル
鬼鏡カドル
冷たくなったカハイの頬に手を当て、カドルは静かに涙を流す
鬼鏡カムイ
物音を立てずに、カムイはこの場所に戻り、突っ立っていた
息子の気配に気づいたカドルは、残された最後の力で、彼の手を掴む
鬼鏡カドル
鬼鏡カドル
その手に、黒い勾玉を握らせる
鬼鏡カドル
鬼鏡カドル
鬼鏡カドル
鬼鏡カドル
徐々にカドルの息が細くなり、やがて彼女は永遠の眠りについた
それが、彼女の最期の言葉だった
その日の夜明け
カムイは無言で立ち上がり、カンナの手を引っ張った
鬼鏡カムイ
鬼鏡カンナ
鬼鏡カムイ
その懐で、黒い勾玉が、まるで雷の心臓であるかのように、微かに脈打つ
暗闇の夜で、雷竜組は滅びた
それと同時に、
「鬼鏡カムイ」と「鬼鏡カンナ」という怪物も生まれた