それは、星が綺麗な夜やった。
大西流星
大好きな人から告げられた言葉は、 今まで聞いたどんなものより残酷で、 胸が張り裂けそうになる程に悲しくなる 冷たい氷の棘のようだった。
西畑大吾
うまく言葉が出てこない俺に向かい、 彼は儚く微笑んだ。
大西流星
ガタッ
それだけ言い残して、 流星は部屋を出て行った。
行かんとって。 その一言が、どうしても言えなくて、 俺は冷たい床に座り込んだ。
西畑大吾
そうや。 流星はもうこの部屋にはおらん。
西畑大吾
そう自覚した途端、カッと 顔に熱が集まって、 自然に涙が溢れてきた。
西畑大吾
ブルルッ
西畑大吾
俺は急いで携帯を手に取った。
藤原丈一郎
/s/[storyId]/_components/chat-script-render/op/miss-call/assets/call-miss.da4ebd87e4b3bbc2.png)
不在着信
はっすん
/s/[storyId]/_components/chat-script-render/op/miss-call/assets/call-miss.da4ebd87e4b3bbc2.png)
不在着信
西畑大吾
丈くんとはっすんからの連絡だった。 ヤバ💦今日雑誌の撮影や💧
ごめん。すぐ行く!
2人にそれだけ伝え、 俺は家を飛び出した。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!