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コメント
1件
てんさいでくさ
どうもこんにちは
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そなです。
これからはこの物語を中心に 上げていきます。
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すえりちゃんの全体図はこちら
第2話、重要人物 PROFILE _ 布留儀 古都(ふるぎ こと) 年齢:18歳 誕生日:7月14日 身長:162cm 体重:54kg 呼吸:水の呼吸 階級:下から三番目 性格 おっとりしていて誰にでも優しい。感情の起伏は穏やかだが、怒らせるとかなり怖い一面もある。 好きなもの:梅干し、お茶 嫌いなもの:鬼、鳥 --- ✧ お互いの印象 ✧ 澄璃 → 古都 「拾ってくれた命の恩人。 私が敬語を使う数少ない相手。 古都さんの優しさは、雪の中に差す光みたいにあたたかい。」 古都 → 澄璃 「小さな体に大きな痛みを背負った子。 それでも前を見て進もうとする姿に、私の方が救われていたのかもしれない。」
それではどうぞ。
雪は舞い、儚き夢を抱えて
第2話 雪に差す光
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雪が降っていた。
白い吐息が夜気に溶け、白銀の景色が世界を包む。
私は、雪慈良山と言う、よく鬼が
出没している山に住んでいる。
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「澄璃、冷えるから中に入りなさい」 そう言って笑う母の声。 「お前は雪が好きだなぁ」と頭を撫でてくれる父の手。 賑やかに遊ぶ兄妹たちの声が、胸の奥に今も残ってる。
けれどその温もりは、あまりに突然奪われた。 雪慈良山に潜んでいた鬼が村を襲い、父と母は家を守ろうと立ち向かったが、 あっという間に血に染まった。 兄妹だけが残され、必死に互いを支え合いながら生き延びようとした。
雪慈良山に潜んでいた鬼が村を襲い、父と母は家を守ろうと立ち向かったが、 あっという間に血に染まった。兄妹だけが残され、 必死に互いを支え合いながら生き延びようとした。 だが、山はあまりに過酷だった。 病に倒れる者、鬼に食われる者……そして最後に残った利恵姉さんすら、 高熱に耐えきれず息を引き取った。
雪城 澄璃
雪に埋もれる家の中で、私は泣き叫んだ。 誰も答えてくれない。 気づけば、雪の中で本当にひとりになっていた。 その時だった。
???
振り向いた先にいたのは、血に濡れた刀を手に、倒れた鬼を背にして立つ女性の方。 優しい眼差しと、雪よりも柔らかな微笑み。 布留儀 古都。 水の呼吸を使う鬼殺隊の隊士。 その人が、私を拾ってくれたんだ。
???
雪城 澄璃
???
布留儀 古都
その言葉に、凍えていた心が少しだけ溶けた気がした。
古都さんと過ごした日々は短くても、確かに私を支えてくれた__
布留儀 古都
雪城 澄璃
布留儀 古都
雪城 澄璃
布留儀 古都
雪城 澄璃
最初はぎこちなかったけれど、古都さんといる時間は不思議と心地よかったんだ。 一緒に食べ、
雪城 澄璃
布留儀 古都
一緒に寝て、
布留儀 古都
布留儀 古都
雪城 澄璃
そして呼吸を学んだ。
布留儀 古都
雪城 澄璃
布留儀 古都
雪城 澄璃
刀を握るたび、家族の声が胸に響いた。 「澄璃、負けるなよ」――そんな幻聴に背を押されながら、私は必死に修行に食らいついた。
雪城 澄璃
けれど。 安らぎは長くは続かなかった。
私は、いつも通りの場所で特訓をしていた。
古都さんから学んだことを、しっかり 頭に詰め込んで、1日数時間、いや、もっと 練習をしている。
その時、誰かさんから呼ばれた。
鬼殺隊士2
雪城 澄璃
鬼殺隊士2
雪城 澄璃
雪城 澄璃
鬼殺隊士1
鬼のせいで重症を負い、瀕死なんです!!
瀕死なんです!
瀕死なんです!!
雪城 澄璃
雪城 澄璃
鬼殺隊士3
そこには、血塗れの古都さんが居た。
雪城 澄璃
雪城 澄璃
必死に駆け寄る私の目に映ったのは、血に染まった古都さんの姿。 震える声で、それでも笑おうとする彼女は言った。
布留儀 古都
布留儀 古都
雪城 澄璃
雪城 澄璃
雪城 澄璃
布留儀 古都
雪城 澄璃
布留儀 古都
声は、そこで途切れた。 白い雪が赤く染まり、胸の奥で何かが叫び声をあげる。 世界が崩れ落ちるような絶望の中で、ただ一つだけ残ったものがあった。 ――強くならなければ。 誰も守れないまま、泣き叫ぶしかない自分を終わらせるために。 あの日、私は決めた。 この人のように強くなる。 二度と大切な人を失わない。 必ず鬼を斬り、この手で未来を掴むのだと。 雪は舞っていた。 けれど、胸の奥には確かな熱が宿っていた。
ここまで見てくれてありがとうございます。
無事に2話、迎えられました、!!
コテキャシート書いてみましたー!
好きな事等は1話で分かると思うから是非見てね♪̊̈
次コテキャ書くのは4話くらいかな!よろしくね!
__大正コソコソ話__ 実は澄璃は見た目や性格の割に、あまり泣くことがありません。 流石に命の恩人の古都が無くなってしまった時は泣いてしまいましたが、 それきり、泣くことは無かったそうです。
次回:最終選別&初任務、下弦の雪_
次回もお楽しみに!