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赤
俺は、いつも公園で空を見ていた
特に理由は無いけど、家にいるよりここの方がずっと楽
青
赤
青
赤
青
赤
黄
青
赤
青
黄
赤
いつもは公園で20時頃まで空を見てる
でも、今日は公園には行きたくない
家にも出来るだけ帰りたくはない
でも、中学生が夜遅くまでいる場所はない
赤
赤
本当はポケットにある鍵 でも、家に入りたくないから、無くした振りをする
数分それを続けて、諦める
赤
がちゃっ
赤
あ"ぁッッ、!なんでお前、バイトしねーんだよっ!
赤
学校も行ってないんだから、そんくらいしろよ!
ちッ、うっせぇーなぁっ!
はぁっ、普通の家族が良かったわ、
はぁ?そろそろあいつも帰ってくんだから、あいつに言えよ!
俺だって暇じゃねーんだよ!
赤
耳を塞いで、自室へと駆け込んだ
赤
ベットでうずくまる この家が本当に嫌
寮制の学校に行きたくても、親が言ったことが全てだった 家での雰囲気を壊したくなかったから
気がつくと、俺はいいように使われた
家事をやれ、殴らせろ、愚痴を聞け 全部、全部応えてきた
家に帰ると、兄と母が喧嘩して、夜中に犯罪者の父が帰ってくる
兄が家出するのは、一週間に1度のペース
俺も、働からせそうになったり、犯罪を促されたりすることはあったが、 それだけは避けてきた
赤
赤
こうやっていつも諦める