優鬼
逃げてもキリがねーよ
湊
チッ埒が明かない
優鬼
戦うしかないぜ
湊!
湊!
湊
そうだな
やるしかない
やるしかない
優鬼
楓の体力もなくなってしまう頃だろう
楓
はっ!
私をなめない事ね
こう見えて体力はある方なのよ!
私をなめない事ね
こう見えて体力はある方なのよ!
優鬼
フュー(口笛)
(以外といい女じゃん帰ったら1発)
(以外といい女じゃん帰ったら1発)
楓
何見てんのよ優鬼
優鬼
い、いや(やっぱりやめとこ)
湊
アイツを俺が引き付ける
楓
何言ってるの!?
殺されちゃうよ!
殺されちゃうよ!
湊
3人で行くのと別れていくのだと、どっちの方がコストが低いと思う?
楓
そ、それは...
湊
2人は脱出が出来たらすぐに警察を呼べ
楓
湊は!
湊はどうなっちゃうの?!
湊はどうなっちゃうの?!
湊
俺も出る機会があればそこで出る!
湊
だから今は!
優鬼
楓、行こう
優鬼
出口を見つけるぞ!
楓
うん..気をつけてね湊
湊
言われなくても!
湊
そうだ
湊
優鬼!
バッテリーをくれ
バッテリーをくれ
湊
それと楓
発煙筒をくれ
発煙筒をくれ
優鬼
あぁ、いいけど
楓
何に使うのよ?
湊
それはちょっと教えられないな
優鬼
よし、分かれ道だ
湊
それじゃあ
気をつけろよ
気をつけろよ
優鬼
お前こそ
楓
気をつけてね
タッタッタッ
2人の足音が遠くなって行く そうだな、優鬼は何かと良い奴だ もしも俺が殺られてしまったとしても 優鬼が部長を務めて 楓が副部長になってくれれば うちの部活はまだ続くだろう
あとは部員だな スゥー
湊は呼吸を整え 鬼との殺し合いを始めた
湊
こっちだ鬼!