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レナ・ローレン(男装)

·····よし、リーチは居ない·····

私は学園の外で、辺りを見る

私は、学園長から貰った薬を1粒飲む

これ、1粒飲むと、男に

もう1粒飲むと、元に戻れるという優れもの

私は薬を飲んで、女に戻った

レナ・ローレン

よし·····戻ったね

一応、体を見て確かめる

完全に女に戻ったのがわかったら

レナ・ローレン

さて、コンビニ、コンビニ

私はコンビニに入って、あるものを買った

フロイド・リーチ

·····んー?

俺が学園の外で歩いていると

ビニール袋を片手に辺りをキョロキョロとしているクマノミちゃん

フロイド・リーチ

何やってんだろ?

しばらくしたら、クマノミちゃんはどこかに向かう

そしたら、ある、公園に着いた

フロイド・リーチ

なに、ここぉ?

レナ・ローレン

はい、猫ちゃん

クマノミちゃんはしゃがんだかと思うと

ビニール袋から缶を取り出して蓋を開ける

俺は、少しづつ近づいてみたら

フロイド・リーチ

え、猫?

レナ・ローレン

うわぁっ!?

ダンボールに入った、オッドアイのクロネコ

レナ・ローレン

り、リーチ!?

フロイド・リーチ

なんで、クマノミちゃんここにいんの?

レナ・ローレン

べ、別に、関係ないでしょ

そう言って、猫缶を自分の背中に隠すクマノミちゃん

フロイド・リーチ

これ、捨て猫ってやつ?

俺はダンボールから猫を拾い上げてクマノミちゃんに聞く

クマノミちゃんは、渋々といった感じで

レナ・ローレン

そう、だよ·····

フロイド・リーチ

ふーん、名前は?

レナ・ローレン

知らない·····捨て猫だし

そう言って、そっぽを向くクマノミちゃん

フロイド・リーチ

ふーん·····こいつ、俺等に似てんねぇ

レナ・ローレン

え、どこが?

フロイド・リーチ

ほら、ここ

俺は、猫の目を指さす

フロイド・リーチ

片方が、黄色くて

フロイド・リーチ

もう片方が水色·····

レナ・ローレン

あぁ、確かに·····

猫の瞳は夜の街にキラキラと光っていた

フロイド・リーチ

ね、俺もぉ時々来てもいい?

レナ・ローレン

いいんじゃない?

フロイド・リーチ

あ、そうだ、名前決めなきゃぁ

俺は猫を抱き上げで名前を考える

フロイド・リーチ

エリック·····とか、どぉ?

レナ・ローレン

エリック·····?

フロイド・リーチ

うん。

フロイド・リーチ

クリオネちゃんの本に名前が出てたんだぁ

レナ・ローレン

へ、へぇ·····

フロイド・リーチ

俺さ

フロイド・リーチ

クリオネちゃんを信頼してんだよね

フロイド・リーチ

多分、ジェイドとアズール以外で初めて信頼できた人

クマノミちゃんとは、関係ないけど

本当にそう思っている

だけど、本人に言うのは照れるから

雰囲気の似ている、クマノミちゃんに言ってしまった

レナ・ローレン

こっちも、同じ気持ちだよ·····

フロイド・リーチ

え?

クマノミちゃんが小さく呟く

レナ・ローレン

レナなら、そう言うと思って!

レナ・ローレン

じゃあね!

そう言って、クマノミちゃんは走って行ってしまった

レナ・ローレン(男装)

ただいまー

部屋に入ると、ベッドに寝転がっているリーチ

フロイド・リーチ

あ、おかえりぃ

うーん、さっきはやってしまった

捨て猫を放っておけなくて、女の姿で猫の所に行ったら·····

よりによって、リーチがいた

レナ・ローレン(男装)

何してんの?

フロイド・リーチ

里親探し

レナ・ローレン(男装)

は?

こちらに顔を向けずに話を続けるリーチ

フロイド・リーチ

捨て猫の里親探し

フロイド・リーチ

今、募集してるんだぁ

捨て猫·····

やっぱり、さっきの猫·····?

まさか·····いや、でも·····

フロイド・リーチ

クリオネちゃん?

フロイド・リーチ

大丈夫?

私がずっと黙っているのが心配になったのか

私の所に顔を近づけてじっと見つめてくるリーチ

レナ・ローレン(男装)

だっ、大丈夫だから!

私は、リーチの顔を私から離れさせる

うう·····

なんで?なんで、こんなに·····

胸がドキドキするの·····?

カッコよすぎない?フロイド君

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