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Side.赤
容姿には恵まれていた.
バランスのいい顔,
きめ細やかで白い肌,
細い体,
小柄な身長,
誰もが可愛い,綺麗,美人というような
容姿に育った俺をお母さんは
まるで宝石を扱うかのように 育てた.
周りは俺を褒め称える,
俺が可愛いから,
周りは俺を心配する,
俺が可愛いから,
周りは俺を誰かと比べる,
俺が可愛いから,
だけれどそれはほんの最初,
俺と関わるとみんな離れていく,
俺のせいで?
いや,勝手に決めつける方が悪い,
顔が可愛けりゃ性格も可愛い?
肌が白かったら外で遊ばない?
体が細かったら少食?
小柄な身長だったら力が弱い?
決めつけんな,
高校でも絶対可愛がられるだろう,
この調子なら,
最初だけね?
赤
俺は小さく呟いた.
さっそく朝から人に囲まれた高校から帰ってきた.
赤
母
母
母
母
赤
おかえりくらい言って欲しい,
母
母
赤
赤
母
Side.桃
次の日…
桃
青
黄
紫
桃
橙
モブ
紫
モブ
モブ
桃
青
モブ
橙
紫
黄
桃
キーンコーンカーンコーン.
紫
橙
モブ
黄
桃
青
その時,俺の胸ら辺に何か衝撃が走った.
赤
桃
おでこを抑えている…男,? 女,?
黄
青
紫
橙
モブ
赤
赤
そう言って走って行ってしまった.
青
青
黄
橙
橙
モブ
紫
紫
桃
黄
黄
青
紫
橙
モブ
桃
コメント
8件
ぶくしつです！！
ナカまで愛してみたい、最高⟡.·
好 き で す （ （
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