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更新!!!ありがとうございます!!!!! 暴力5年付き合ってたの!?しかも誰にも気づかれてないとか…!凄すぎですね!どこぞのバカップルと違って…。 そしてそして👓さん!?!?あなた🐼のこと好きだったのー!!!!!!こーれは急展開ですね!これからがめちゃくちゃ楽しみ…☺️ 更新ほんとにありがとうございます!次も楽しみにしております♪
着替えを終えたきんときとスマイルは
誰も見ていないのをいいことに
肩を寄せ合い廊下を歩く
指を絡めて手を繋ぎ
視線を合わせて微笑んで
今現在リビングが 恐るべき状況になっているとは 思いもせずに
ドアの手前で足を止めて
きんときがスマイルの頭を撫でる
嬉しそうに微笑んだスマイルが きんときの手を強く握った
いつまでもこうしてもおられず
名残惜しそうに手を離す
そしてリビングのドアを開けた
先ほどまで楽しそうだったリビング
そこに皆の姿はなくて
隣の和室に皆はいた
しかも
仁王立ちしたきりやん
その前で小さく座る ぶるーくとシャークん
その様子を困ったように見ているなかむ
なんとも重苦しい空気が漂う
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きんときの問いかけに反応したなかむは 小さく首を横に振る
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きんときの後ろから 顔を出したスマイルが 和室を覗いて呑気に言いながら
テーブルの上の酎ハイの缶を手にする
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スマイルの言葉に なかむは激しく首を横に振った
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なかむは2人に向かって 静かにするようジェスチャーする
不思議そうに顔を見合わせた2人に
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きりやんが声をかけた
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きりやんは ぶるーくとシャークんの隣に座るよう きんときとスマイルに言う
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きりやんの圧に負けて
不本意ながらも 2人はそれに従った
小さくなっているぶるーくとシャークん
不貞腐れているスマイル
なかむに 助けを求める視線を送るきんとき
それを見下ろすきりやんは なにも言わない
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耐えきれずスマイルが文句を言う
そしてヒョコッと顔を出して ぶるーくとシャークんの様子を伺った
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スマイルは隣に座るきんときに囁く
きんときも首を横に振った
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お構いなしに話を続ける2人に きりやんは視線を向けると
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と一言だけ言う
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頬を膨らませるスマイルを きんときは宥め始めた
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なかむは祈るようにきんときを見た
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きりやんが静かに声をかけた
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さすがのぶるーくも 軽く酔いが覚めているらしい
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きりやんの言葉に驚いた きんときとスマイルに
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なかむが小声で伝えるも2人には届かず ぶるーくとシャークんの事で かなり盛り上がっている
眉間にシワを寄せたきりやんが
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と2人に怒鳴った
その瞬間きんときは悟った
自分たちの事も知られていることを
きりやんに怒鳴られたことで 不満そうな顔になった スマイルの腕をつついて
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と囁いた
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やっと状況を理解したスマイルは
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と言ってきりやんの顔を見上げた
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なかむは笑いを誤魔化すために 軽い咳払いをした
きんときとスマイルが おとなしくなったことろで
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きりやんが改めて問う
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とぶるーくが言った
これには他の4人が驚いた
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ぶるーくとシャークんは小さく頷く
全く気づかなかった
それほどまでに2人は 友だちであった時と変わらなかった
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大学時代から 2人でゲームを作ったりしていた
2人でいても自然だった
互いに好きなことをしていたし
ぶるーくは1人でも海外に行ったりする
シャークんもいろんな人と関わっていて
それぞれに交遊関係を築いていた
5年以上誰にも悟られなかったのは
見事と言うしかない
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驚いて顔を見合わせている きんときとスマイルに なかむは心の中で毒づいた
そんなに長いとは思わず きりやんも驚きを隠せなかった
それでも心を落ち着けて
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そう言うと 今度はきんときとスマイルに向き合った
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きんときが素直に認める
そこへ
スマイルがきりやんに疑問を投げかけた
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スマイルの言葉に なかむとぶるーく、シャークんは 思わず吹き出してしまう
やはりあれで普通だと思っていたらしい
きりやんがものすごい顔で スマイルを見た
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鬼の形相のきりやん
言いたい事を遠慮なく言うスマイル
そんなスマイルをゆるく宥めるきんとき
これをカオスと言わずして なんと言おうか
なかむはきんときに視線を向けた
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興味が湧いて仕方ない
一度ゆっくりと きんときに聞いてみたくなった
スマイルとのやり取りに 頭痛を覚えたきりやんは
それでも自分を落ち着かせて キッ!とスマイルを見た
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スマイルがきんときを振り返ると
きんときはなぜか嬉しそうに ヘラヘラとした笑みを浮かべていた
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ぶるーくにそう言われ なぜか照れたように笑うきんとき
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そんなきんときに なかむはツッコまざるを得なかった
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もはやなにの話をしていたのか
その論点がわからなくなるほどに どうでもいい事で盛り上がっている
呆れたようにため息をついたきりやんは
1人リビングへと戻って行った
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ソファに座ってビールを飲むきりやん
その背中は哀愁が漂う
そんなきりやんに気づいて
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となかむが声をかける
きりやんは微動だにせず そして返事をすることもなく
なかむは困ったように頬をかいた
しばらくして
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きりやんが静かな声でなかむを呼ぶ
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和室では変わらず4人が盛り上がっている
その4人に目を向けて なかむは困ったように肩をすくめる
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なかむがそう話していると
きりやんが勢いよく立ち上がって なかむの肩に手を置いた
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あまりの勢いになかむの体がふらつく
それに構わず きりやんがなかむに告げた
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きりやんの突然の告白に 5人は驚いて一斉にきりやんを見た
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ぶるーくの問いに きんときは目を泳がせる
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わいわいと盛り上がる4人に
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きりやんが叫ぶ
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シャークんが愚痴るのを無視して きりやんは再びなかむに向き合い
真剣な表情でなかむを見る
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そう言い残すと きりやんは自室へと戻って行った
残されたなかむは
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そう叫んだ
自室に戻ったなかむは
ベッドへと体を投げ出した
天井を見上げて大きく息を吐く
長い1日だった
徹夜明けで きんときとスマイルの事を知り
どさくさ紛れに ぶるーくとシャークんの事を知り
最後には きりやんに告白された
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額に手の甲を当てて目を閉じる
きりやんの事は嫌いではない
もちろんそれは友だちとしてだ
急に告白されたからといって
見方が変わるわけではない
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事実は小説より奇なり
そんな言葉があるけれど
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今日1日の出来事は奇が過ぎている
考えてすぐ答えの出ることではない
大きな宿題を課せられた気分だ
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取りあえず今日は寝よう
睡眠不足の頭で考えても 何一つとして妙案は浮かばない
前日の午前中に起きてから 今日6時間ほど 睡眠を取っただけななかむは
思考する元気すらも残っていない
いろんな事が絡まりあった 頭の中を休めるべく
深い睡眠へと入っていった