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日本
ドイツ
イタリア
カナダ
この日はG7のメンバー七国で旅行に出発する日だった。発案者はアメリカ。
アメリカ
ある時の会議終わりに突然言い出すものだから、皆驚いていた。
イギリス
イギリス
まぁとにかくちょうど皆休める日があって、その日に1泊2日程度の軽い旅行に行くことになった。
アメリカ
フランス
アメリカ
元々のアメリカの要望ではキャンプにいく予定だったが、フランスが断固拒否した事で海に行くことになった。
イギリス
アメリカ
カナダ
アメリカ
そう、代わりにアメリカが指定したのは人も少ない穴場の海…所謂絶景スポットと言うやつらしい。
日本
そうやってはしゃげていたのは出発して30分程度だった。
ドイツ
イタリア
日本
イギリス
カナダ
…まあかなりの地獄だったが、おそらく関係ないのでこの位にしておく。
とにかく重要なのは、かなり遠かったということ…車で2時間行って、更にかなり深い森を抜けて…そして小一時間また走る…
かなり遠くて、旅行先に選ぶべきところではないだろうというレベルだった。
イギリス
フランス
イギリス
カナダ
ドイツ
ドイツ
アメリカ
イタリア
日本
日本
車から降りてそうわいわい言っていると、後ろから突然声がした。
舘の主人
アメリカ
アメリカ
舘の主人
舘の主人
舘の主人
舘の主人
イギリス
舘の主人
舘の主人
舘の主人
イギリス
舘の主人
そういえば、かなり優しい人だった。この時も肩を支えてくれて…なんなら反対の腕で更に腰辺りまで支えてくれたのを覚えている。
イギリス
ちょうどその時、誰かの視線を感じたような…まあきっと関係は無いと思うが。
イギリス
屋敷の中に連れて行ってもらって休んで……ようやく吐き気やめまいが収まった。
舘の主人
舘の主人
かなり礼儀正しい。挨拶も住んだところで部屋の案内をしてもらった。
1泊しか止まらないが、一人一部屋使っていいらしい。そこまで代金も高くなかったのに…かなり運が良さそうだ。
舘の主人
という事で、夕食ができるまでは自由時間だった。海で遊び森を散歩し…帰ってきたら豪華な夕食。
アメリカ
アメリカ
イタリア
なんだか特に騒いでる方々は居たものの、楽しい時間を過ごした。
カナダ
フランス
その後は各自部屋に戻って休んでいた。
日本
イギリス
翌朝。日本さんの叫び声で目が覚めた。なんだろうと声の方へ向かってみると、大広間に着く。
イギリス
日本
そこには、怯えきって座り込んでいる日本さん。
そして館の主の…首吊り死体だった。
イギリス
日本
フランス
イタリア
一国、また一国。少しづつ増えていく国。気づけば全員集まっていて、それでも長い沈黙が続いた。
ドイツ
沈黙を打ち破ったのはドイツさんだった。
ドイツ
日本
日本
アメリカ
カナダ
イギリス
フランス
結局、状況的にも自殺だと判断され、警察に通報することになった。
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
イタリア
アメリカ
日本
アメリカ
アメリカ
フランス
カナダ
アメリカ
イギリス
警察は来れない…1週間も。皆絶句していた。こんな事が起きた館で後1週間…
イギリス
どうしてわざわざ自殺なんて?明日の朝食も気合を入れて作るって言っていたはずなのに。
もやもやとはしたが、とりあえずキッチンを漁らせてもらって、フランスが料理を作った。
その後落ち着く為にも1度各自また自室で休んだ。でも暫くして私は喉が渇き外に出た。
イギリス
イギリス
仕方なくついでに捨ててあげることにした。それで、大広間の隅にあるゴミ箱を開いた…
イギリス
イギリス
イギリス
開けて1番に目に飛び込んできたのはシアン化カリウムと書かれた、粉薬を入れるようなプラスチック製の空袋。
イギリス
イギリス
見た感じ、致死量には余裕で達していそうな量だった。
イギリス
イギリス
…いやいやまさか。そんなドラマみたいな…そもそも殺された人なんて、
イギリス
…これが、今から数十分ほど前の出来事…ようやく気分も落ち着いてきたような気がする。
考えられるのは…
イギリス