コメント
0件
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
九条 郷源(くじょう こうげん)
彼女達は一足早く武道場に着いていた様子で、此方をちらりと覗き込む。すぐ様部屋に行き、鞄をベッドに投げ捨てては刀片手に部屋から飛び出す。そして、稽古開始だ。
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
九条 郷源(くじょう こうげん)
九条 郷源(くじょう こうげん)
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
2人共目を輝かせそう語る。どうやら初めが重要らしい……。息を大きく吐き、刀を握る。………昨日掴んだ核心が迫った。
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
そう考えを巡らせに巡らせ、閃きの稲妻が脳内を走る。 掴んだ!魂の本当の姿を!! 真骨頂に!!!
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
九条 郷源(くじょう こうげん)
刀を握り締める手の力を抜く。そう、手を刀から離したのだ。すると、全身の力が抜け、感覚として自分の周囲が分かる…。目の前には………水色の円が見えていた。
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
ジャキン゛ッ…、!
九条 郷源(くじょう こうげん)
先生によって投げられた林檎は…一瞬にして割れた。そして刀を鞘に戻すと、円は消えて行った。
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
九条 郷源(くじょう こうげん)
九条 郷源(くじょう こうげん)
九条 郷源(くじょう こうげん)
先生は昔ながらの真っ黒なガラケーを取り出し、何処かへメールを送信すると連動しているかの如く、日上のスマホに着信音が2件届いた。スマホを確認すると…宛先不明のメールが届いている。
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
確かに…。非公式な仕事だが、しっかりお金は貰えている様子だ。どうやら階級によって違うらしいが……。まぁ、命の天秤が掛る仕事だ。高いに決まってる。
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
九条 郷源(くじょう こうげん)
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
稽古が終わり、食事も食べ終わり自由時間となった午後10時の今日。僕は近場のコンビニに行き、有料のビニール袋片手に肌寒い外へと出る。外は冷え込んでいた。
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
………よく良く考えればもう12月28日。親元を離れてから1ヶ月が経った。意外と早い物だな…。そう思い吐息を吐きながら、ビニール袋から甘酒を取り出し1口啜る。喉に透き通る様な味だ。
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
日上 雅義(ひじょう みやぎ)
神座絵 美結(かんざえ みゆ)
物陰に潜む影に、気がつく間もなく日上は背を向け走り去った。
九条 郷源(くじょう こうげん)
コツコツと苔と石を下駄で踏む音が辺りに響き渡る。
上層部
九条 郷源(くじょう こうげん)
九条の目の前には沢山の障子が並んでおり、影が見え様々な声が聞こえている。どうやら障子の奥には複数人いる様子だ。
上層部
上層部
九条 郷源(くじょう こうげん)
上層部
上層部
九条 郷源(くじょう こうげん)
上層部
九条 郷源(くじょう こうげん)
上層部
九条 郷源(くじょう こうげん)
刀を握るや否や、日上や弧美夜程では到底出来ないほどの随意領域…円が展開される。殺意が籠った瞳、その奥は何処か儚く…そして魂が宿っている。
上層部
上層部
上層部
九条 郷源(くじょう こうげん)
上層部
九条 郷源(くじょう こうげん)
その瞬間、穂海家の所まで一瞬で移動し、刀を首筋に向ける。首からは血が下垂れるが、お得意の口だけは止まらない。
上層部
上層部
上層部
九条家当主の怒鳴り声を聞き、ようやく口を閉じる。
九条 郷源(くじょう こうげん)
上層部
勢いよく襖が閉じられる。どうやら怒りに満ちている様子だった。
九条 郷源(くじょう こうげん)
九条 郷源(くじょう こうげん)
月明かりが透き通り、とても綺麗だった。
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
ベッドに横たわり、木の古臭い天井に手を伸ばす。が、届かない。弧美夜は重い溜息を付く。目の縁には美しい透明な宝石…涙が浮かんでいた。
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
神戸埜 狐美夜(こうべの こみや)
復讐を違う彼女の目には…怒りの魂が篭っていた。
続く 作.嘔吐下痢
ゼルヴェー 好きな食べ物:苺 嫌いな食べ物:いちごぉ゛、 性格:父からの性暴力、母からの勉学のプレッシャーで性格がねじ曲がった。最終的には大好きだったおばあちゃんのカッターナイフを使い、殺した。その頃から呪魂が見える様になった。 中学生。しかし、漢字や簡単な計算問題が解けない。努力はしているが、永遠に実ることは無いだろう。最近は黄宝鈴から教えて貰っている。
黄宝鈴 好きな食べ物:小籠包.麻婆豆腐 嫌いな食べ物:ありませんね… 性格:穏やかで、あまり感情を表現しない。誰に対しても敬語。昔飼っていた狼が生きたまま親に焼かれた。目には大量の煙草が押されていて、その日から呪魂が見える様になった。狼がくれたんだと思い込んでいる。 呪魂は光が宿っている左目でしか見えないので、いつもは髪で顔を覆い隠して過ごしている。