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コメント
3件
本気ですきデス
うわぁ…第10話、すごく胸が締め付けられたよ…。 メンバーみんなが本気で心配してくれてるのに、大我くんがまた仮面を被り直す選択をするのが辛すぎた。 「迷惑の最小化」って言葉が痛いよ。優しさが重荷になること、わかる気がする。 でも、その仮面が破滅へのカウントダウンを始めちゃったんだね…続き、どうなっちゃうんだろう。震えるよ。
第九話
『再び被る仮面』
START
メンバーたちの温かい腕の中で俺はただ声を上げて泣きじゃくっていた
背中に触れる手の平から俺を必死にこの世界に繋ぎ止めようとする必死な熱が伝わってくる
樹
樹が優しく俺の髪を撫で少しだけ身体を離した
その目は赤く腫れていて俺のためにどれだけ泣いてくれたかが一目で分かった
北斗も、ジェシーも、慎太郎も、高地も、みんな疲れ切った顔をしながらも安堵したような愛おしそうな瞳で俺を見つめている
優吾
優吾
高地の穏やかな声が静かな寝室に響く
話そうと思った
ネットにあふれる罵詈雑言のこと
自分がグループの足を引っ張っているんじゃないかと怯えていること
もう自分の価値が分からなくなってしまったこと
全部をぶちまけてこの苦しみから救ってほしかった
だけど俺が小さく口を開きかけたその時床に転がったままのスマートフォンの画面がふっと明るくなった
そこに映し出されたのはこれから控えているSixTONESの大きな仕事のスケジュール通知だった
みんなが寝る間も惜しんで努力してようやく掴み取った大切な大切なチャンス
大我
冷や水を浴びせられたように脳が急速に冷えていく
メンバーの優しさに甘えて自分がネットの言葉に傷ついているなんて情けない理由を打ち明けたら彼らはどうするだろう
きっと自分のこと以上に怒り傷つき俺を庇うために躍起になるはずだ
それは彼らの心をも削りグループの大事な時期に余計な泥を塗ることになる
こんなことで崩れる俺はやっぱりみんなの足を引っ張るお荷物でしかないんだ
北斗
不自然に黙り込んだ俺を北斗が心配そうに覗き込んできた
俺は喉元まで出かかった本音を血を吐くような思いで胃の底へと押し戻した
そして引き攣りそうになる頬の筋肉を必死に動かし生気のない瞳の奥にいつもの「京本大我」を呼び戻す
大我
涙を拭い俺は完璧ないつも通りの笑顔を作ってみせた
大我
大我
大我
高めのトーン傲慢なほどの余裕を含んだ声音
何ヶ月も何年も演じてきたみんなが知っている俺の姿
樹
樹が眉をひそめ俺の顔をじっと見つめる
その瞳の奥にはまだ拭いきれない違和感と疑念が渦巻いていた
大我
大我
わざとおどけてジェシーの肩を小突くとジェシーは一瞬だけ戸惑ったような顔をしてそれからいつものように「なんだよそれー!」と大声を上げて笑った
その笑顔につられるように慎太郎も高地も「人騒がせなやつだな!」と胸を撫で下ろす
北斗だけはまだどこか納得のいかないような視線を俺に向けていたけれど俺の完璧な笑顔の前にそれ以上踏み込んでくることはしなかった
慎太郎
慎太郎の提案にみんなが賛成してリビングへと移動していく
彼らの背中を見送りながら俺は心の中でそっと冷たいシャッターを下ろした
誰も悪くない
みんなはただどこまでも優しいだけ
だけどその優しさが今の俺には息ができないほどの重荷だった
仮面を剥ぎ取られたはずの顔に前よりもずっと分厚くて絶対に剥がれない「完璧な嘘」の仮面を張り付ける
これが俺がみんなにかけられる最後の迷惑の最小化だった
静かに微笑みながら俺はみんなの後を追った
破滅へのカウントダウンが誰にも気づかれないままカチリと音を立てて進み始めた
♡ 💬 待 っ て ま す ⌒ ♪
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#ご本人様には一切関係ございません
らびゅ🫶💕〜!
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