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フラッペチーノ
それでは、どうぞ!
学校の帰り道
主
モブA
主
モブA
モブB
主
モブC
主
モブA
モブB
主
モブA
主
どんどん口調が荒くなっていく。
モブB
モブC
主
モブA
主
モブB
家は然程遠くなかった。
主
歩きながらふと、昔のことを思い出した。
私が生まれて間もない頃母は、父と離婚した。
シングルマザーの母は、毎日のように疲れていたが、 私はまだ小さかったから、そんなことは知らなかった。
一番辛いのは。
母なのに…。
小さい頃の主
主の母
「大丈夫。」 その言葉はどんなに辛くても、勇気をくれる
魔法の言葉だった。
小さい頃の主
主の母
それでも毎回のように泣いてしまった。
毎日。 毎日。 虐められては、泣いての繰り返しだった。
そんなある日、お母さんが私にこう言った。
主の母
小さい頃の主
主の母
小さい頃の主
主の母
小さい頃の主
主の母
小さい頃の主
主の母
こんなにも優しくて、勇敢な母が、私の誇りだった。
だからこそ、虐められたことを言えなかった。
主
主
いつもは、優しい母の声が、聞こえなかった。
主
主
扉を開けると、物がぐちゃぐちゃで、そこには血を流し倒れている母がいた。
主
一筋の涙が、零れてしまっていた。
主の母
主
微かに何か言った。
主の母
主
主の母
主
どんどん母の声が聞こえなくなってきた。
主の母
主
主の母
そこには、初めて見た母の涙。
主の母
初めて聞いた母の言葉があった。
この後、私の母は…。
死んだ。
フラッペチーノ