ガブッとかなでの首筋に轟は噛み付いた
毒島かなで
毒島かなで
ジュルジュルと音を立てて吸い続ける轟をかなでは力無く睨んだ
轟焦凍
轟焦凍
毒島かなで
轟焦凍
そしてまた、吸血が再開された
轟の長い前髪や、時節漏れる
轟焦凍
と言う声すら色っぽく感じてしまうかなでもかなでなんだろう
轟焦凍
轟焦凍
轟焦凍
毒島かなで
毒島かなで
轟焦凍
この状況に暑くなってしまっている事に轟は、気付いているのに気付いていないフリをする轟にかなでは怒りを覚える
やがて吸血を終え、轟はかなでから離れた
毒島かなで
と言いながら自分の制服を整える
轟焦凍
と噛み跡を触りながら言った
かなでの白い肌に目立つ吸血痕、それは轟の独占欲を主張しているようにも見えた
毒島かなで
轟焦凍
かなでは手で轟の口を塞いだ
毒島かなで
毒島かなで
と圧をかけながら黒い笑みで言った
轟焦凍
さっきの威勢のいい色気のある轟とは程遠くなり、いつもの甘えん坊気質の轟に戻った
毒島かなで
毒島かなで
と轟の頭を優しく撫でながら小さな子供をあやす様に言った
先程の行為、多少怖いと思ったが簡単にかなでは許してしまった
大好きなかなでを自分の方に引き寄せかなでの温もりを感じたくて抱き締める
轟を簡単に許してしまうかなでも大概なのかも知れない
解説
蒼飛
コメント
1件
初コメ失礼します🦋.*˚いつも楽しく見させてもらってます!これからも頑張ってください🍀 ̖́-