何時でも
何処でも
別れを惜しむ帰り道さえ
人目につく学校でさえ 、
愛は積もるばかり 。
既読
対面していない メッセージ画面ですら
君との時を 繋ぎ止めるように
伝え続ける
何時か桜が舞った
儚く散り 、次も咲く桜が 私達を包む 。
桜が散っていようとも
私の愛は散る事なんか きっと無い
此時そう想っていた
通勤中も君以外は 眼中に無い
掌サイズの電子端末の 電源を起動させ 、
笑みを洩らす
12:32
送信した時間を示す 数字の上には
‘ 既読 ’なんて付きそうに無い
大変なんだよね 。
一等星すら見つけられない 都会の夜
靴擦れの手前で足が痛む 。
電子端末がポケットで震え 、
私は直ぐ様手に取る 。
けれど中身はドラッグストアの 割引クーポン配布の知らせ
此れじゃあ肩以外に 、 気力も落としそうだ
そしてまた直ぐ2度目の振動
‘ むりかも ’
其の4文字を見た時 何かが頬を伝うような気がした
数分後君のタイプであろう 、 甲高い声が聞こえた 。
私が大好きな重低音でも 聞きやすい声も聞こえた気がした
君の愛はもう 私に積もらないのね 。
コメント
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最後のシーンの表現が好きすぎて悶えるんだが、( んで タイトルを入力してください|↲ ってえぐ … 良 … (((
7シーン 557文字 52タップ シーン以外少なすんぎで鬱( 相手側の方がどんどん冷たい反応に成っていくの気づいたかな?!! リクに応えて純愛書くつもりが ...