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光
女子生徒
光
女子生徒
光
光
女子生徒
女子生徒
光
女子生徒
光
光
杏香
美桜
光
光
杏香
美桜
光
光
光
光
美桜
杏香
光
朝倉
間違いない。彼女だ。
やっと逢えた。
もっとも、彼女の方は 覚えてみたいだけど。
俺はそれでよかった。
彼女が変わらず笑っててくれて 嬉しかったんだ・・・
だけど・・・いつからだろう?
朝倉
光
朝倉
彼女の笑顔が 変わってしまったのは。
光
まるで何かに追われるように まるで何かを恐れるように
何かを取り繕っているような 気がしてならなかった。
朝倉
光
彼女を苦しめてるその 『何か』を知りたくて
俺は思わず口走っていた。
朝倉
朝倉
朝倉
光
彼女が退部したと聞いた時は 驚いた。
あれだけ好きだと言っていたのに
あれだけ懸命に目標に 向かって突き進んでいたのに
あまりにも、 あっさりと辞めたらしかったから。
そしてその理由を、 誰も知らなかったから。
光
力になりたかった。
あの時、君がそうしたように
今度は俺が、少しでも 君の力になりたかった。
光
光
『優しいね』
そんな言葉をくれたのは 彼女が初めてだった。
光
『よく見てるね』
『朝倉くんは優しいね』
『ふふふ、ありがとう』
彼女が無理して笑ってるなら
それは優しさからだろう。
俺が彼女をよく見てるのは
優しいからじゃない。
俺が彼女に優しいのも
優しさなんかじゃない。
ただ、俺が彼女に・・・
朝倉
朝倉
光
俺にはまだ分からない。
なぜ、そんなにも 悲しそうな瞳で笑うのか。
朝倉
朝倉
朝倉
朝倉
朝倉
朝倉
朝倉
光
その時ほんの一瞬だけ、 彼女が見せた笑顔は、 本物だった・・・と思う。
俺は、また見惚れた。
そして思った。
俺はとっくに 望月光に恋していた。
何度も何度も、 こうやって笑ってほしい。
ずっとずっと 笑っていてほしい。
彼女が友達を想って笑うなら
俺は、彼女を笑わせたい。
彼女の笑顔の理由になりたい。
そう思うのが恋なら、 そんな風に思えるのが 恋なのだとしたら
優しさに、 理由なんていらないだろう。