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僕達の三日間

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僕達の三日間

1 - 僕達の三日間

♥

131

2020年02月02日

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僕は……………

僕…………………は…

ピー………

  

ここって……

 

jungkook

あ…………

V

ん…………

V

ジョングガァ……起きてたんだねぇ…

jungkook

……………

V

ん…?ちょっと…………?

jungkook

ぇ………あ、はい、?何ですか?

V

何、……ぼっーとしてんの?

jungkook

ちょっと……何か……引っ掛かって…、…

V

何か、引っ掛かる………かぁ、

V

僕もね……何か引っ掛かってるんだよね……

jungkook

です、よね………

jungkook

それに、僕…朝、起きてたら泣いてて…

V

う~ん………今は、時間無いから、その話は後でしよっ、

jungkook

そう……です、ね、

jungkook

じゃあ、早く準備しましょう

V

うん!

ヒョンは、僕の…

兄………だけれど…

僕は……昔から変わらず……ヒョンの事が大好きだ。

でも、家族のような大好き。では、 決して無い…どこから、それを確信したのかは分からないけど………

でも、叶わなくても…

僕は、…当たり前だと思うから、だから、 静かに好きでいようと思う。

┈┈┈8月29日┈┈┈

V

ジョングガ?大丈夫?さっきから、ぼっーとしてるよ?

jungkook

はい…。大丈夫ですよ。

jungkook

ちょっと、考え事してて

V

そっか

V

じゃあ、僕、自分のクラス行くね?

jungkook

はい…

V

バイバイー

いつも何気ない日常だけれど

今日は、…………今日から、?

何か、違うような気がする

何でだろ、っ、…

jungkook

あー、もう、こんなこと考えるの辞めた!

jungkook

何回考えても思い出せないのは一緒だし、…

JIMIN

何……してんの?

jungkook

わっ、

JIMIN

あっ、ごめん。脅かすつもりは、無かったんだけど、…

jungkook

大丈夫です。

JIMIN

そう?

jungkook

はい

JIMIN

じゃあさ、聞くけど、

jungkook

また、ヒョンの話ですか?

JIMIN

まっ、まあね

jungkook

どれだけ、ヒョンの事、好きなんですか

JIMIN

だっ、だって!

jungkook

で?いつ、?

JIMIN

え、

jungkook

告るんですよね?どうせ…?

JIMIN

まっ、そうだけど//

jungkook

いつですか?

JIMIN

だっ、だから、それを今いつにs

jungkook

した方が良いと、?僕に聞こうとしてるんですね。

JIMIN

はっ、はい、…。

jungkook

まあ、それは、ジミンさんのタイミングで良いじゃいですか?僕が決めても、ですね…

JIMIN

それは、分かってるんだけどさっ、ちょっと、…緊張しちゃって…

jungkook

う~ん、。明後日とか、?

JIMIN

急すぎない?!

jungkook

だって、いつ、誰に取られるかなんて分かりませんよ。

JIMIN

そうかぁ、…。

jungkook

だから、早くコクって、…

jungkook

幸せになってください。

キーコーンカーンコーン

JIMIN

あ、鐘なった

JIMIN

またねっ、!明後日、頑張ってみるよ!

jungkook

はい!

ジミンさんが、好きなら、…ヒョンの事を他の人が愛してくれるのなら

僕は、必要ない…。あの関係の間までいい…

どうか、幸せになってね…ヒョン…

jungkook

ただいま…

V

あっ!ジョングガァ~

V

元気、無いね?

jungkook

はい、…じゃあ、僕は…

V

ちょっと、待って…

jungkook

何か、用があるんですか?

V

ちょっと、さっ、…

jungkook

はぁ、何があったですか?

V

ジミンって………

ジミンさんの話………

jungkook

はい、

V

僕の事、好きなのかな?

え?

jungkook

どうかしたんですか?

V

それがさ、…どうも今日おかしいんだよ。ジミンの様子が

僕が、告る予定入れたからかな…

V

で、どうしてか聞いてみたわけ、…そしたら、

V

いきなり……さ……ぁ、?

V

お前の事が好きだから、焦ってるんだよっ!って、言って怒って何処かへ………

jungkook

ぇ…………

ジミンさん、馬鹿だな………。

V

そのあと、追いかけたんだけど…泣きながら、返事を聞かれて…

返事か………聞きたくないな…

何だろっ、本当は、嫌なんだよな、自分…。

無理してたんだよな…

付き合ったよね…

jungkook

それで、返事は………どうしたんですか?

V

ん?

V

当たり前、断ったよ。

jungkook

……………

jungkook

断った………?

V

うん。

V

断った。

jungkook

何で………………

V

だって…?ジミンとは、友達で居たいもん。

jungkook

ヒョンなんて……………

V

ん?

jungkook

ヒョンなんて…大嫌いだ!!

パタン

jungkook

どうして………

ジミンさんと、付き合えば良かったのにっ、 振っちゃったら、僕が、変な期待しちゃうじゃん

また、苦しくなるじゃん

また、………

僕の事…どう思ってるの…僕は、こんなに好きなのに

兄弟じゃ、なければ

叶った?

V

こんにちはっ!

jungkook

あ、え……

僕達は………、本当の兄弟じゃない

だからか、心がヒョンに惹かれていった……

人見知りな僕に、話しかけてくれたんだ。

僕に…初めて、話しかけてくれた。

V

君、ここの子?

jungkook

えーとっ、家族に………なるって、聞いて………

初めて、会った時は、…

ただ、心が綺麗な人だなぁ。と見とれてた。

ヒョンは、それくらい、心が透けてた…

V

君が、僕の弟になる子?!

jungkook

あ、はい。多分………

V

よろしく!こんな可愛い子が来てくれて嬉しい!

jungkook

あ…………

なぜか、ヒョンは、いつも、前向きで、本当に、

凄く、凄く。 惹かれていった、、。

こんなに、…いや、こんな人居るんだ、…。 初めて、…出会った。

最高で、最悪の出会いだった。

jungkook

ん、…

jungkook

僕、寝てた…。

jungkook

あ、れ

毛布が、被されてある、…。

ヒョン…?

jungkook

どうして、あんなこと言っちゃったんだろう、

jungkook

でも、僕も必死なんだよ…な、、。何だかんだ言ってっ、…さ

jungkook

はぁ、。何か、…手が、…透けてるような…

jungkook

そんなわけ、無い、か。

ガチャっ、

V

グク?

jungkook

V

ごめん。グクが、どうして怒ってるか、分からない。だけど、、…何か、謝った方が良いと思っ、

jungkook

何で怒ったか分からないの?

V

うん…

jungkook

そんな簡単に、人の気持ちを踏み潰さないでっ、…

V

え…

jungkook

…………

あ、ヒョン、困ってる…

僕、自分勝手な言葉に、なってる。

でも、そんな事言いたいわけじゃない。

V

ごめん。

そんな、悲しい顔させたいわけじゃない。!

jungkook

ごめん。って、何回言っても、…僕の気持ちは、報われないんだよっ、そうでしょ?

だからっ、…、

jungkook

僕…家飛び出して来ちゃった、。

今頃、ヒョンは、どうしてるだろうかっ、

考え込んでいるだろうか、…

ちょっとは、僕の事。僕の気持ち、分かってくれただろうか。

考えても、考えても、答えは

いつだって、見つからない。見つかるわけない。…

jungkook

ここって、海、だよね、、

海を見てたら、何か引き込まれちゃって

海の広さ、優しさ、美しさ

全部に

jungkook

うわっ、、…

海が僕を呼んでいる、…感じがする、

ずっと、前から、…

違和感があった、…答えが あるような…

jungkook

あるの、…?そこに、答えは……

ザザッ、と海が答えるように、動く。…

jungkook

そう…。

僕の体は、海にまた、答えるように

入っていく、…

海の中に体が入っていく。…

苦しい…?

溺れる、?そんな焦りは

今の僕には、無い…

何でだろっ、これで良かったと思える

この心地よさ…

今、僕は完全に沈んでいっている。

だけど、何も怖さも、恐怖も、全部全部

海が包んでくれる…

「グク」

誰?

この声聞いた事がある…

何かを………違う何かを探してた…

「ごめん。」

「こんな、…になっちゃって…」

涙がこぼれる。止まらない。 なぜこんなにも、…悲しんでいるのかは、分からない

どうしてだろっ、、…

海の中には、色々な思い出が写っていた

ヒョンと、初めてあった日

一緒に、日が沈むまで、遊んだ日

ヒョンの事を好きって気付いた日

アルバムの様に、目をそらせば、ヒョンとの思い出がよみがえってるくる。

jungkook

え…あれって、…?

でも、一枚だけ、…

あれは…

未来?

ヒョンが……

死ぬ………の?

え、…どうして?横に僕が居る、!

助けて…、助けてよ……、ねぇ、!

僕は…何をしてるの?

そこに写っている僕は、…ただ、絶望しているだけ、?

僕のせい?

jungkook

僕が、ヒョンを殺しちゃうの、?ヒョンは、僕をかばって?

jungkook

ヒョンは、僕のために死んだの?

ヒョン………

でも、、…ヒョンは、まだ、まだ生きてるはず…

未来…過去…。僕が見ているのは、ただの未来、!

ヒョンは、まだ取り戻せる…!

「ヒョンを助けて」

jungkook

ぇ、君は…

その途端に、意識が消えた。

jungkook

ここ……

自分の部屋だ……

jungkook

どうなったの…?

jungkook

ヒョンは!

ガチャ

V

グク?帰ってきてたの?

jungkook

ヒョン……

V

何だぁ、帰ってきてたなら言ってよぉ。そう言えばね?グクに言いたいことがあるんだ!

V

ジミンにさ、今日告白?されたんだよね、?

jungkook

え、…

時間が、戻って、る?

jungkook

何で…

V

ん?どうかしたの?グク。

jungkook

ううんっ、大丈夫っ、です!

V

そう?それでね、

あの、海で見た光景が現実になるとしたら

ヒョンは…!

助けないと

その言葉だけに、頼る。

行動してヒョンを助けないと僕が、…

jungkook

ヒョン。僕から、離れないで下さいね?

V

え?どういう事、…

jungkook

とにかく…ヒョンは、今僕の近くに…

V

分かったよ…。

┈┈8月30日┈┈

jungkook

おはようございます

V

おはよぉ。

いつも、どうり…

変わらない、日常だ…けど、油断はしてはいけないよな

JIMIN

グク、…

jungkook

あ、ジミンさ、ん、

JIMIN

どうしてくれるんだよぉお、

jungkook

どうしてっ、て、

JIMIN

俺、勢いでコクっちゃった、…よぉお。

jungkook

はい。分かります。ヒョンから、聞きました。

それに、二回も…

JIMIN

何で、テテは、グクに言ってるんだよっ、お

jungkook

まぁ、ジミンさん、。しょうがないですよ。

JIMIN

あぁ”まあ、そう言わずにさぁ?

jungkook

何ですか?

JIMIN

一回だけでいいから、テテと出掛けたいなっ?

jungkook

え、でも、

それっ、て、二人きりっ、で、だよね

ヒョンは、僕が守るって決めた、…

だから、っ、

jungkook

ジミンさん、僕もついて行って、良いなら、…

JIMIN

うーん、まぁ、テテと行けるなら良いかなぁ、

jungkook

じゃあ、明日の土曜日に!

JIMIN

分かった!ありがとーまたね!

jungkook

はい!

jungkook

ただいまっ、ヒョン?

V

うん?

jungkook

明日ね、出掛けましょっ、?

V

うん、?良いけど、?どこに?

jungkook

えっとね、ジミンさんと!

V

え…ジミン?

jungkook

うん、良いですか?

V

何で、ジミンと行くの?

jungkook

まあ、一回遊ぼうよ。みんなで!

V

でも、グクも知ってるでしょ?ジミンとは、気まずい、し

jungkook

大丈夫ですよ!

jungkook

それに、もう、約束しちゃったんで!

V

え……、

jungkook

僕も行くから、大丈夫ですよ。気まずくありません!

V

グク…

jungkook

はい?

V

グクはさ、…

V

ジミンと、僕の事、…応援してる…の?

jungkook

え…。

やっぱり、僕が応援するっ、て言ったら

その気になってくれるのかな、…

やっぱ、…そういう気持ち、ジミンさんに持ってるんじゃん。

jungkook

僕は…ヒョンが、…決めることだと思うけど、…

jungkook

僕は、応援してる…よ、、。

V

そっか、…

jungkook

はい、

V

分かった。

V

明日ね、…

バタンっ、

何で、そんなイラついた表情を、悲しい表情を

見せるの、?

僕は、ただ、ヒョンに幸せになってほしいだけだよ

期待、させないでよっ、…

jungkook

ん…

V

おはよ。ジョングカ、…

jungkook

はい、…

V

どこに待ち合わせ?ジミンと。

ヒョンは、もう、とっくに起きてた。

昨日まで、嫌々だった、くせに…

でも、

これで、良いんだよな…、

V

グク?

jungkook

あ、はい。ジミンさんとは、遊園地へ、

V

遊園地、?

jungkook

はい。ジミンさんが、ヒョンと遊べるのは、最初で最後だからって、

V

そう。

jungkook

はい。

V

最初で最後…

jungkook

どうかしました?

V

いや。もしかしたら、僕の気持ちも変わるかなって、…

jungkook

ヒョンの気持ちも…?

V

まだ、決まったわけじゃないけどね、?

jungkook

…………

ヒョン、……ずるい…。

もっと、僕だけのヒョンにしとけば良かった…

ずっと、近くに居たのに…

いつでも、近くに…

居たのに…

V

グク?行くよっ?

jungkook

あ、分かってますよ、っ、

JIMIN

あ!テテ。グク。

jungkook

ジミンさん。

V

………

JIMIN

テテ…久しぶりだね?クラス一緒なのに…

jungkook

………

V

そうだね…遊ぶんでしょ?遊ぼうっ、

JIMIN

うん、、!

その日

┈┈8月31日┈┈

沢山、僕らは、遊んだ。

ヒョンもジミンさんに馴染んできてるし

良かった…

良かったのかな…

しょうがないよな…、

僕は、ヒョンだけ守ればいい…

jungkook

暗くなってきましたね。

JIMIN

そうだね。

JIMIN

ちょっと、俺、飲み物買ってくるね?

V

分かった。

jungkook

はい。

JIMIN

じゃあね。

jungkook

………ヒョン。

僕は、あれから考えた。

ヒョンを死なせる原因が僕だったら

逆にヒョンから、離れてしまえばいい

そっと、…

そしたら、ジミンさん的にも、

ヒョン的にも…

いい…よね、

多分…。

jungkook

僕は…家へ帰りますから。ヒョン達は、楽しんできてください。

V

え…何で…?

jungkook

馴染んでこれてるじゃないですか、…それに、僕は元々必要
では、ありません。

V

でも、でも、、!

jungkook

ヒョン。

jungkook

ジミンさんにとっては、最初で最後なんですよ?

V

…………

jungkook

楽しませてあげてください。

V

………グク?

jungkook

じゃあね。ヒョン…

ジミンさん、後は上手くやってよね…

ヒョンを悲しませたら、許さないから…ね。

V

グク!

ヒョンに後ろ姿を見せる僕に、

大きな声で叫んだ。

jungkook

はい?

V

グクは、何も分かってないっ、…

V

僕と、ジミンの事、何か構わなくて良いんだよっ、…

V

自分が、馬鹿みたい…

jungkook

ヒョン?それって、どういう┈

V

もう、良いっ、!

jungkook

ヒョン!!

┈┈ヒョンが僕のせいで死ぬ┈┈

jungkook

ヒョンッ、…

プープッー、

jungkook

ヒョン!ヒョン!

V

え、…………

ボンッ

ヒョン………どうして?どうして、…

助かったの?ダメだった?僕も一緒にひかれた、?

あぁ、意識が遠くなる…

ずっと、一緒に居たのに………

まだ、言いたいこと沢山あるのに…、……な

┈┈┈┈ピー┈┈┈┈

何だろう、この音┈

ずっと、前から聞いてたような、…

ずっと、┈前から…

┈┈┈┈ク

┈┈グク┈

jungkook

はっ、!

jungkook

え、…

jungkook

ここはッ…

jungkook

暗闇……

周りが全部、真っ暗…

V

グク。

jungkook

ヒョン!、!!

V

グク、…もう、会えないんだよ。

jungkook

なに言って、…帰ろ?ヒョン、!

V

もう、ダメなんだよ。グク…ありがと。

ドンッ

jungkook

え、…

ヒョンが僕を押した

jungkook

…………

jungkook

何で…泣いてるんだろっ、?

jungkook

悲しいの、かな?

jungkook

僕は、何でここに?

jungkook

どうして?思い出せない。

jungkook

でも、!思い出したい。

jungkook

あぁ、…

jungkook

僕の心の隅に居る君は誰?、

jungkook

教えて┈┈┈

『もう、ダメなんだよ』

jungkook

え、?

『ありがとう。グク!』

jungkook

誰が僕の名前を呼んでいるの?

jungkook

だ、、…れ?

『グク』

『グクは、何も分かってないっ、』

jungkook

…………ヒョン?

jungkook

誰?ヒョン?僕には、…

『もう、会えないんだよ』

jungkook

ッヒョン!、、!

jungkook

大丈夫。ヒョン。会える。きっと会える。

jungkook

絶対に探して見せるよ…

ヒョン。

ここは?

jungkook

え、病院………

先生

グクさん、?

jungkook

はい、?

先生

目を覚ましたのですか、?!

jungkook

え、どういう事、ですか?

さっきまで、外に居たはずなのに

目を覚ました?ここで僕は、ずっと寝てたの?

先生

あなたは、残念ながら、助かる保証は少なかったんですよ。

jungkook

じゃあ、何で………

先生

奇跡と言っても良いでしょうね。

jungkook

奇跡……

ヒョンが僕の背中を押した手の感触が今も、… 残っている…

jungkook

ヒョンが、もしかして………助けて、くれたの、…?

先生

ヒョン?ですか?

先生

お兄さんは、……

jungkook

ヒョンも居るんですか?!ここに

先生

はい。ですが…

jungkook

ヒョン、…

ヒョンは、目を閉じた ままだ。

jungkook

僕が絶対に、助けるから、、…

jungkook

だから、後もう少し…もう、少し待ってて…、ヒョン。

先生

お兄さん……さっきまであなたの名前を呼んでいましたよ。

jungkook

ヒョンが、?ですか?

先生

はい…。ですが…読んだ後、すぐにまた、喋らなくなって

先生

動かないままです。

jungkook

そう、ですか…。

ザザァ………と海が動く……

何か、ヒョンを助ける方法を探さないと…

早く……助けないと…、いけないのに…

『もっと、大事にしてやってくれ』

『方法は、必ずある』

『考えろ。僕の言葉を忘れるな』

君の言葉……

海の表面に映る

君と…話ながら

僕は…何が出来る?

┈┈時間は戻せる┈┈

時間を戻すんだ!

jungkook

時間を…

jungkook

戻す…

急げ、時間が無い。ヒョンはもうすぐで死ぬんだ…!

jungkook

ヒョンが、…死ぬ…

jungkook

嫌だ!

僕は、海の中に入る。

待ってて。ヒョン…

もう、少しっ、…

jungkook

はっ、…

V

………

jungkook

ヒョン!!!

V

ん?どうしたの?

jungkook

ヒョンっ。

V

何?え?

ヒョンが居る。ここに居るっ、。

離したくない、けど、離さないとっ、

jungkook

ヒョンっ、…今日って何日、?

V

えと、…31日……

jungkook

31日…

V

もう、何考えてんの?早くジミンの所に行くよ。

jungkook

あ、そう、か。ジミンさんの所にいかないと行けないんだっ、

でも、行ったら…

また、僕が変なこと言ったらっ、

でも、行かなきゃっ始まらないよねっ、…

jungkook

はい。行きましょ、

V

うん?行こっ、!

JIMIN

あ!グク!テテ!

jungkook

ジミンさん、

V

………

また、ヒョンを守らないといけない。

ヒョン…絶対に死んじゃダメだからねっ、

ヒョンには、タイムリットがある。

タイムリットに近づくたびに

ヒョンに危険が迫る。

ヒョン………

V

大丈夫?グク?

jungkook

…………はい。?

V

さっきから、ボーッとしてるよ?

jungkook

あ、そうですか、?大丈夫ですよ。

jungkook

ジミン……さんは?

V

飲み物買ってくるってさ?

jungkook

あ、………そう、ですか。

危ない。僕らが二人きりっ、になったら、っ、…

って、あれ?

jungkook

ヒョン………

V

ん?どうかした?

jungkook

ヒョンの足が……薄くなってませんか…?

ヒョンの状態が悪くなってきてるんだ…

V

そう?かな。?

V

手もだんだん薄くなってきてるよ…!

jungkook

え?

V

どういう事、?

jungkook

ヒョン…。!まだ、まだ、死なないで……、!!

V

なに言ってんの?グク。僕はここに居るよ?

V

今日のグクは、おかしいよ

jungkook

ヒョン…”。絶対に僕は、助け出すから…っ、だから、!

jungkook

まだ、行かないでっ、離れていかないで…

V

なに言ってるの…………?そんなこと言ったら、

V

あれ?

V

何で、僕泣いてるんだろ…っ、?

V

悲しいのかな?

jungkook

いかないでっ、まだ、まだ、何か方法がっ、、

V

消えていっちゃう…。もう、…全部……

ヒョンに言わなきゃっ、僕が伝えたいこと

短くてもっ、想いが上手く伝わらなくても

後悔してもっ、遅いって…ヒョンが教えてくれたからっ、

jungkook

ヒョン……

V

っ、……

jungkook

僕…ずっとずっとっ、ヒョンの事、好きでした……

jungkook

家族とかじゃなくてっ、…

jungkook

違う意味で……!

jungkook

それに、ヒョンの事何度でも何度でも

そう。壁に何度もぶつかっても

jungkook

助けるからッ”

jungkook

だからッ…”

V

ありがとう…グク…┈┈

jungkook

まだ、っ、言いたいこと沢山あるんだよぉ……”

jungkook

ヒョン!!!

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

┈┈┈ありがとう。┈┈┈

起きて┈

グク┈

jungkook

………何で…

V

一緒に行こう?

jungkook

一緒に?………

V

そう。だけど、必ず二人目覚めるとは、

V

限らない……けどさ、?生きたいでしょ?

jungkook

はい…。行きましょっ、……二人で……!

┈┈二人で┈┈┈

┈┈二人で┈┈

jungkook

…………ん

先生

グクさん?!分かりますか?

jungkook

はい………。分かります。

先生

良かったです!

jungkook

ヒョン…

jungkook

頑張って…っ、…

ヒョンの手を強く握る……

ギュット強く

離れないように………

絶対に

その手は

離さないから

V

グガァ、……。僕も好…きだよ……

jungkook

ヒョンも……同じ気持ちだったんだね…

jungkook

嬉しい……”

jungkook

やっと、繋がったね”………

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

┈┈┈僕達の三日間┈┈┈

9月1日

┈┈二人の想いが重なった日┈┈

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