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尊ぃ…( ´ཫ` )
( ゚∀゚):∵グハッ!!ニキしろ最高すぎる!死にそう死んだらニキしろ見れない生きなきゃ!
ピピピピ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
着信相手を確認して、そのまま机の上に伏せておいた
しばらくの間、何回か呼出音が繰り返しなっていたが、耳を塞いで聞こえないフリをした
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
やっと鳴りやんだスマホをみつめながら深くため息をついた
数日置きにくるメッセージや着信
膨大な数のそれらは全て同じ人物から送られてきているものだった
目を閉じてその上に腕を乗せ、天井を仰ぐように顔を上に向けた
しろせんせー
しろせんせー
これが始まったのは、数ヶ月前だった
その日俺は、しばらく付き合っていた恋人と食事を済ませて共に帰路についていた
しろせんせー
恋人
しろせんせー
恋人
恋人
恋人
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
恋人
恋人
恋人
恋人
しろせんせー
正直、潮時だなと思っていた
束縛の強すぎる恋人は、仕事にすら干渉してくるようになってきていて、活動者という仕事柄、人と交流することの多い俺には邪魔な存在になってきていた
しろせんせー
恋人
しろせんせー
恋人
しろせんせー
しろせんせー
恋人
恋人
しろせんせー
恋人
恋人
しろせんせー
しろせんせー
恋人
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
退屈そうな俺の態度も悪かったのかもしれないが、いきなり腕を振り上げられて、俺も思わず声を荒らげた
間一髪のところで振り下ろされた拳をよけて、よろけながら後ずさりした
恋人
恋人
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
恋人
恋人
しろせんせー
しろせんせー
恋人
しろせんせー
しろせんせー
恋人
恋人
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
恋人
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
恋人
恋人
恋人
背後で泣き崩れながら喚くソイツを取り残し、俺は逃げるようにしてその場を立ち去った
カタカタカタカタ
部屋に響くのは無機質なキータッチ音
俺はいつもの様にニキのサーバーで作業をしていた
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
唐突に聞かれた内容が、どういう意図をもってのものかが分からず、間抜けな声が出た
そんな俺の声に、ニキは小さく笑っていた
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
冗談めかして笑いながら、ふと数カ月前から悩まされている着信とメッセージのことが頭をよぎった
ただこれは、かなり個人的なことであるので、ニキに相談するのも…と思いとどまった
きっと…
この時にちゃんと相談していればよかったんだと思う
そうすれば…
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
キャメロン
キャメロン
りぃちょ
りぃちょ
ニキ
今日はヤロー共だけでの外仕事だった
ワチャワチャとじゃれ合いながら街中を歩いていく
こうしている時が今はいちばん楽しくて、こいつらとの時間がとても大切だと思っている
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキを飯に誘おうと思って声をかけた瞬間、目の端に見知ったシルエットが横切った気がして、そちらの方へと顔を向けた
するとそこには、数ヶ月前に別れを告げたはずのアイツの姿があった
物陰に隠れるわけでもなく、少し離れたところからじーっとこちらを見ていた
ニキ
ニキ
言葉を止めて視線を止めて動かなくなった俺を不審に思ったニキが、俺の前まで来て立ち止まった
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
振り返ってアイツの方を見たニキは、キョロキョロと辺りを見回した
りぃちょ
キャメロン
りぃちょ
りぃちょ
キャメロン
ニキ
ニキ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
ニキ
ニキが俺の視線の先を指さし、それを追ってキャメとりぃちょが視線をそちらへ移した
それに気づいたアイツは、苦々しそうな顔をして足早にその場を立ち去っていき、俺はフッと足から力が抜けてしまった
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
キャメロン
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
まだ上手く力が入らず震えている足で立ち上がりながら、振り絞るように言葉を紡いだ
その言葉も自分でも驚くほど弱々しくて、目の前のニキが顔を顰めているのが見えた
きっとこんな情けない姿に呆れてるんだろう
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
珍しく真面目な顔をして強い口調で話すニキに、俺はそれ以上抗うことも出来ず、小さく頷いた
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
ニキ
ニキ
りぃちょ
キャメロン
りぃちょ
りぃちょ
キャメロン
いつものようなふざけた会話を聞きながら、ポケットのスマホが震えるのを感じた
りぃちょ
りぃちょ
キャメロン
キャメロン
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
思わず大きな声を出してしまった
気づいた時にはもう時すでに遅し… 3人はそんな俺に驚いたような顔を向けてきていた
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
俺は、気まづい空気に耐えきれずそれ以上言葉を発することなく、タクシーへと乗り込んだ
不規則に揺れるタクシーの中で、共に乗り込んできたニキと不自然なほど、静かな時間を過ごしていた
時折鳴る、スマホのバイブ音を無視し、ジッと窓の外を眺めていると
体の横に力なく垂らしていた俺の左手を、優しく包み込むように握りしめられた
しろせんせー
驚いて小さく声を上げた俺が、ニキの方を振り返ると、見たことがないほどの優しい笑顔を向けられていた
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
やっとの思いで絞り出した声は、カラカラに乾いて情けないほどに掠れていた
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
フワッと儚げに微笑むニキの顔が、なんとも苦しくて…胸が締め付けられるようだった
俺の…個人的なことで、こんなにも親身になろうとしてくれるコイツに、こんなくだらない話を聞かせたくないと心底思っていた
そう…
思っていたんだ…
あの時までは…
カタカタカタカタカタカタ
しろせんせー
しろせんせー
カタカタカタカタカタカタ
その日も俺は一人、サーバーに入って作業をしていた
都合が合えば誰かしら来るから、孤独を感じなくて済む
それに、ずっと続いているアイツからの嫌がらせも、メンバーたちと話している時は気にしなくて済む
俺にとって、ココがいつの間にかある種のシェルターのようなものになっていた
ピロンッ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
サーバーに来たニキと、軽く挨拶を交わしたあと、当たり前のように仕事の話を始めた
しばらく話を続けていると、キーボードの横に置いてあったスマホが着信を告げた
バイブにしていたので、そのまま無視をしていたが、それを不審に思ったらしいニキが声をかけてきた
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
説明するのも面倒なのでとぼけてみる事にした
でも、ニキは見逃してはくれなかった
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
まくし立てるように語気を強めて話す俺に、ニキは黙ってしまった
気づいた時にはもう遅く、サーバー内には気まずい空気が漂ってしまっていた
しろせんせー
しろせんせー
ピンポーン
ニキに謝罪しようと声を発したと同時に玄関からチャイムが鳴り響いた
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
気まずさから低い声で呟くように言うと、ニキも小さく返答をしてきた
しろせんせー
その時の俺はきっと動揺していたんだと思う
いつもならちゃんとインターホンのモニターで訪問者を確認し、その上で玄関にて対応すべきかどうかを判断していた
それなのにその日は確認することも無く、玄関に向かってしまっていた
ガチャッ
しろせんせー
ガンッ
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
玄関を開けると同時にドアの隙間に足を挟み込み、ドアが閉められなくして両手でこじ開けるようにドアを開けてきたのは、数ヶ月前に別れたはずのアイツだった
ニヤニヤと気持ちの悪い笑顔を浮かべてこちらを見てくるその男は、ジリジリと俺との距離を縮めようとしてくる
俺は反射的に体を後ろにしりぞけながら逃げようと試みた
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
目を見開き、俺に詰め寄ってくるソイツの顔は、心のどこかが壊れてしまっているのか、狂気じみて見えた
大声をはりあげながら、俺との距離を詰めようとする様が本当に怖くて、俺はどんどんと部屋へ引き戻されていく
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ミュートにし忘れていたため、PCからはこちらの異変に気づいたニキの心配そうな声が漏れてきていた
でも、パニック状態だった俺はそれにも気づかず、目の前のおかしくなってしまっている男から逃げることだけに必死になっていた
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
PC越しに聞こえてきていたニキの声にイラついたその男は、乱暴にdiscordを切り通話を強制終了させた
そして、満足そうな顔をすると俺の腕を掴んで引きずるようにして寝室へと向かっていった
しろせんせー
寝室へ着くと、投げるようにして俺をベッドへと横たわらせ、両手首を押さえつけてそこから動けないように縛り付けた
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
指先でなぞるように身体をまさぐられ、快感ではなく気持ち悪さが全身を走った
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
少し時を遡り、通話が切れた数分後のニキ
ニキ
ニキ
ニキ
俺は通話が切れたあとすぐに家を飛び出し、ボビーの家へと走っていた
普段、走ることなどほとんど無いから口の中が血が滲んだような味でいっぱいになっていた
でもそんなことを気にしている余裕などなかった
ニキ
数ヶ月前から、ボビーの様子がおかしい事には気づいていた
街中で、どこかを見つめて怯えたような顔をしていることも度々あった
それでも、ボビーから話してくれるまでは何も言わずにいようと思って、無理に聞き出すことはしてこなかった
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
距離だけで言えばさほど遠くは無いが、今日はとてつもなく遠く感じていた
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ガチャガチャ…ガンッ!
ストーカー男(元恋人)
荒々しく玄関の戸を開けられる音がして、廊下をバタバタと走る音も聞こえてきた
すると次の瞬間
バンッ!
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
そこには汗だくになって肩で息をしているニキの姿があった
ニキは、ベッドの上で涙目になって男を押しのけようとしている俺の姿を見て、一瞬目を見開いたかと思うと、すぐに険しい顔になって俺の上にのしかかっている男に掴みかかって行った
ニキ
ニキ
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキは俺に優しい笑顔を向けると、すぐに男の方を向き直し冷たい視線を送った
ニキ
ニキ
ニキ
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ニキ
ニキ
ストーカー男(元恋人)
勢いよくニキに突き飛ばされた男は、軽々と後ろに投げ飛ばされ壁にぶつかっていた
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ストーカー男(元恋人)
ニキ
ニキ
ニキ
そこまで言いかけて、ニキがこちらを振り返った
そして声に出さずに『ごめん』と呟くと、意味がわからず首を傾げる俺に背を向け、男の方を向いた
ニキ
ニキ
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
ニキ
ニキ
ストーカー男(元恋人)
ストーカー男(元恋人)
しろせんせー
しろせんせー
ストーカー男(元恋人)
男は泣きそうな顔になって部屋から飛び出して行った
男が去った後、ニキは俺を抱えてリビングへ移動し、キッチンから俺がよく飲んでいるエナドリを持って戻ってきてくれた
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキは、さっきの男に力ずくで引っ張られたせいでボタンが弾け飛び、顕になっていた俺の胸元に視線をやって眉をしかめた
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
言葉を選んでいるのか、珍しく口どもっているニキをじーっと見つめた
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
真剣な顔で…優しい声色で…
ゆっくりと愛を告げるニキに、俺の胸がギューッと締め付けられるような気がした
俺が言葉に詰まっていると、ニキは困ったような笑顔になって頭を撫でてくれた
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
俺の返答を待たず、ニキは俺の事を強く抱き締めてきた
座ったままの俺は、俺のよりも広くて厚い胸板に包まれ、不思議な安心感に包まれた
鼻腔を擽る、甘い香りに自然と鼓動が高鳴っていくのを感じた
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
熱く熱を持った顔を手でパタパタと仰ぎながら、キッとニキを睨んだ
でもそこには、それすら愛おしいと伝えるような優しく甘い笑顔のニキがいて、俺の鼓動はドンドンと早くなっていった
なんだか少し、この感覚の招待がわかったような気もしたが、今はまだ気付かないふりをしようと思う
この男のペースに乗せられるのは、なんだか悔しい気がしたから…
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
恥ずかしくて顔を逸らす俺を、ニキはいつまでも笑って見つめていた