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帰りのホームルームが終わり 、 鞄に 教科書を 詰め込んでいると 椎名が鞄を背負って 私の椅子に座る 。

sin .

 はよ帰ろ 、 

○○

 ん 、 おけーい 

椎名とは家も近いため  毎日一緒に登下校していて 、 毎日他愛も無い会話を交わしながら 帰っている 。

━━━━━━━━━━━━━━━

もう少しで家に着く 、 というところで 忘れ物に気づいてしまった 。

○○

 あ゛ 、 
 忘れ物した !! 

sin .

 はぁ 、 ?? 笑 
 気をつけていくんで ? 

○○

 うん ! 
ㅤじゃあ また明日 ! 

sin .

 はーい 、 

今まで来た道を引き返し 、 小走りで 学校へと 忘れ物を取りにいく 。

━━━━━━━━━━━━━━━

○○

 ついた 、 、 

靴を脱ぎ 、 また上靴に踵を入れて  教室へと 向かう 。

通る 教室は 全て  静まり返っていて 、 ようやく 私の教室の前に行くと 何故か そこだけ 電気が付いていた 。

複数人で 喋ってる声が聞こえる 。

誰か居るのかな 、 なんて思いながら ガラガラと 教室のドアを 開ける 。

 ぁ 、 テツ 帰って … 

 あれ、 
ㅤかわい子ちゃんだ ! 

 いらっしゃい !! 

黒板には上手いとは言えない、 大きな文字で  「 お悩み解決部 」 と 書かれている。

クリーム色の髪の人と 、 ピンクの髪の両端に   黒いメッシュが入ってる人と 、 オレンジ色から水色にかけて グラデーションになっている髪の人 …

 お悩みですか 〜 ? 

○○

 あ、 いや 、 
 忘れ物 を …

 あ、 どうぞ ゞ  〜 ! 

すごい部だな … と思っていたら  私がさっき開けたドアが再度開かれる 。

sik .

 ただい … エッ !?! 

sik .

 ちょ 、 な 、 
 え !?

そこには 隣の席の佐伯くんが立っていた 。 私を見るや否や とても 驚いた顔をして  とても 焦り出す 。

 … テツが言ってた
ㅤ○○ちゃんってこの子 ? 

sik .

 ちょ 、 ウェンくん  
ㅤ静かに !!

佐伯くんは その ウェンくん と 言う人に 向かって 人差し指を立て 、 自身の 口にやる 。

sik .

 で 、 でも何で … !? 

○○

 あ 、 忘れ物 
ㅤ取りに来て … 

sik .

 っあ 、 そう … 
 なんだ ……

 …… ッ ww 

 お前
ㅤ素っ気無さすぎだろ ww 

sik .

 リトくん うるさい゛ !! 

佐伯くんは 耳を赤くして 「 飲みもん 買ってくる !! 」 と教室から出ていってしまった 。

NEXT ↪︎ 04 .

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コメント

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ユーザー

初コメ失礼します! すごくその状況がわかりやすくて助かってます! 続き待ってます!

ユーザー
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