帰りのホームルームが終わり 、 鞄に 教科書を 詰め込んでいると 椎名が鞄を背負って 私の椅子に座る 。
sin .
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椎名とは家も近いため 毎日一緒に登下校していて 、 毎日他愛も無い会話を交わしながら 帰っている 。
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もう少しで家に着く 、 というところで 忘れ物に気づいてしまった 。
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sin .
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sin .
今まで来た道を引き返し 、 小走りで 学校へと 忘れ物を取りにいく 。
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靴を脱ぎ 、 また上靴に踵を入れて 教室へと 向かう 。
通る 教室は 全て 静まり返っていて 、 ようやく 私の教室の前に行くと 何故か そこだけ 電気が付いていた 。
複数人で 喋ってる声が聞こえる 。
誰か居るのかな 、 なんて思いながら ガラガラと 教室のドアを 開ける 。
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机の上には沢山のポテチやチョコの袋が 散乱している 。
クリーム色の髪の人と 、 ピンクの髪の両端に 黒いメッシュが入ってる人と 、 オレンジ色から水色にかけて グラデーションになっている髪の人 …
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こんがらがっていると 私がさっき開けたドアが再度開かれる 。
sik .
sik .
そこには 隣の席の佐伯くんが立っていた 。 私を見るや否や とても 驚いた顔をして とても 焦り出す 。
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sik .
佐伯くんは その ウェンくん と 言う人に 向かって 人差し指を立て 、 自身の 口にやる 。
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sik .
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sik .
佐伯くんは 耳を赤くして 「 ジュース 買ってくる !! 」 と教室から出ていってしまった 。
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コメント
7件
初コメ失礼します! すごくその状況がわかりやすくて助かってます! 続き待ってます!