チタタプ
※長年お待たせいたしましたリクエストでクロメアの死ネタが見たいとありましたので書きました。
チタタプ
長年待たせた割には短い(本当に短い)けど許してくだひゃい…
注意:この話は死ネタです。メア様が死んでから数年経った後の話です。死を扱う表現がありますので苦手な方はここでUターンするのをオススメします。
それでもいいぜ!バッチコイよ!って方はどうぞ!
チタタプ
︎という事で…次から本編です!
今日は快晴だ
暑い日差しが差し込む中1人のスケルトン─クロスが歩いていた
草木が生い茂る中に異質な物体が見える
クロスはそこの前まで歩いて止まる
それは墓石だった
長い事そこにあったのか、その証拠に沢山のツルが墓石を覆っていた
クロス
先輩、
ゴソゴソと何かの準備をしながらクロスは墓石に向かって話始めた。
クロス
先輩、聞こえていますか?
クロス
今日は貴方が居なくなって××年目になりますね
花瓶に白い花を生けながらクロスは楽しそうに話し続ける
クロス
マーダー先輩はずっと空想の弟に話しかけてて俺が話しかけても気づいてくれませんでした。
クロス
あんなに食い意地張ってたホラー先輩も食欲が無くなったのか前より食費が浮いたし、
クロス
エラー先輩に関しては最近じゃぱったり見かけることも無くなりました。
クロス
あんなに煩かったキラー先輩も今じゃ前より静かになっちゃって…あはは、なんだか皆気味悪いですよね。
クロス
…あぁ、それと
クロス
俺もすっかり大人になりました
クロス
傍から見ればオッサンみたいな年齢ですけど、先輩から見たらまだまだガキ同然ですよね。
クロス
先輩を追い越す事は難しいけど、先輩に心配かけない為にも頑張りますね
クロス
…だから先輩、
クロス
俺の事、ずっと忘れないでくださいね。
…何処かで懐かしい笑い声が聞こえた気がした
〜白の勿忘草〜
花言葉:私を忘れないで