TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

しんぺい神

そう……わかった

しんぺい神

こっちも準備はしとくけど、見つけ次第連絡してね

しんぺい神

うん……それじゃ

兄さん

誰からだったんだ?ペ神

しんぺい神

鬱からだよ

しんぺい神

先輩が居なくなったんだって

兄さん

は?本気で言ってるのか?

しんぺい神

冗談で、こんな話はしないよ

ここは軍本部から最も離れている 我々国南部軍事基地第56番地区の 病院内

しんぺい神と兄さんはそこで働く戦闘員の指導や手当、外交などで疲労して帰ってくるオスマンやひとらんのケアをしていた

しんぺい神

向こうは雨が降ってるみたいで、先輩はびしょ濡れだったみたい

しんぺい神

城から城下町までの距離はそこまで無かった気もするから、元々外に居たんだろうね

しんぺい神

そこで雨が降り出して濡れた

兄さん

でも、鬱が会ってるんだろ?なんで先輩が居なくなる

しんぺい神

逃げたらしいよ、先輩

ひとらんらん

ねぇ、その話は本当?

しんぺい神

なんだ、帰ってきたの?

兄さんと話していて気づかなかった

廊下には外交から帰ってきたオスマンとひとらんも居た

ひとらんらん

先輩が、逃げたって聞こえたけど

オスマン

……ペ神もまだ深くは知らない感じ?

しんぺい神

僕もあまりね?

しんぺい神

さっき、鬱から連絡を貰ったばっかりだからさ

オスマン

鬱はなんて?

しんぺい神

「サクラ先輩が僕から逃げた。ゾムが追い掛けてるけど、多分捕まらない」

しんぺい神

「メンバー総動員してでも捕まえる。その時に外傷とかメンタル面の検診で来て欲しい」

しんぺい神

そう言われたよ

兄さん

今の連絡がその状態なら、まだ先輩は見つかってすらないのかもな

ひとらんらん

こっち側に来てるって事……ないよね?

オスマン

無い……と言い切りたい

オスマン

南部は、まだ闘いが絶えない地域

オスマン

いくら、俺たちがここにいて戦闘員をケアし続けているとはいえ限界はある

オスマン

先輩も、それは承知のはずだし……

しんぺい神

本部に俺が居ない以上、上層部メンバーの治療をこっちで行わないといけない

しんぺい神

本部の医療組に信頼がない訳ではないけど、警戒する事に越したことはないし

しんぺい神

(下のヤツらなんかに、先輩の綺麗な身体を見られたくないしね)

兄さん

こっち側に戦闘員を割くと、他が手薄になるからな……

なお、我々国軍勢はおよそ1560万程

本部がある東部軍事基地第5番地区に1000万人

北部軍事基地第4番地区に260万人

南部軍事基地第56番地区に100万人

西部軍事基地第28番地区に200万人

東部から戦闘員を呼べば解決する問題でもある

だが、兵士の配置は各部隊隊長そして書記長であるトントンによって決められる

部隊によれば、左遷として務める部署が変わる人物もいる

彼らにとって、サクラは特別な存在

そんな彼女を守れる「肉壁」は多い事に越したことはない

その為、彼らは東部から左遷されて来た者以外を引き抜こうとはしない

彼らにとって、1000万の肉壁はまだまだ少ないと判断しているようだった

オスマン

無理に戦闘員を増やす必要はないよ

オスマン

この人数に元々求められてた仕事は【治安維持】と【悪徳孤児院への制裁】

オスマン

それが済めば、ここは【完全中立地区】となるんだし

ひとらんらん

そこを治めるのが俺とオスマン

ひとらんらん

いずれは幹部を分散して王国を作るのがグルッペンの計画だし

兄さん

先輩が勘づくような動きはしてないしな

兄さん

平等というのは違うが、貴族も平民も左遷は行っている

兄さん

ちゃんとした理由付きで

その理由も様々だ

兵士内の暴力に陰口

連絡を回さないなどの業務妨害

身分や性別での差別

敵国から賄賂の受け取りや裏切り

兄さん

まぁここにいる兵士は、1部を除いて俺を怖がってる

兄さん

俺の声さえあれば、南部の兵士は動くさ

ひとらんらん

(そりゃ……まぁ)

オスマン

(我々国の前線部隊総隊長を務めた経験があるし……)

しんぺい神

(今や我々国最凶の拷問官)

しんぺい神

(兄さんの拷問方法は俺らでも知らない)

しんぺい神

(いつも、見せたくないって言って牢屋部屋に天幕を張って見せてやくれない)

兄さん

(まぁ……俺の拷問は見せれるような代物じゃないしな)

MOB

あ、あの!お話中に失礼致します

しんぺい神

ん?どうしたの?

MOB

えっと、こちらに……

「シャルロット様のご親戚が運び込まれました」

しんぺい神

え?

兄さん

は?

オスマン

そんな…

ひとらんらん

なんで……

MOB

我々にも分かりません

MOB

ですが、シャルロット家の失脚は総統閣下の失脚

MOB

お急ぎ、治療に当たっておりますがしんぺい神様にもお手伝い頂きたく参りました

しんぺい神

わかった、すぐに行く

しんぺい神

君は先に戻って支度をしてて

MOB

畏まりました。失礼致します

兄さん

こんな所に……今まで動きがなかったシャルロット家が

オスマン

ましてや、闘いが激しい南部だよ?

オスマン

軍部に所属している人間に、先輩の親戚なんて居ないのに

ひとらんらん

まず、裕福な生活をしてる人は闘いなんて行かない

しんぺい神

まぁ本物が偽物か、それを目を見ればわかるよ

しんぺい神

きっと、今は目を瞑った状態で、兵士がモノだけを見て判断したんだよ

しんぺい神

目が黄緑じゃなければ、シャルロット家じゃないしね

しんぺい神

親戚って言ったから、目の色は違うのは当たり前かもだけど

兄さん

(神から嫌われた家系のシャルロット)

兄さん

(そんな人物がトップと國最高戦力として2人いる)

兄さん

(それにより、俺達は陰ながらシャルロット家を援助していたが、一体何が…)

しんぺい神

俺、病室に行ってくる

オスマン

なら、俺達はこっち側で先輩を探しとくよ

ひとらんらん

こっちに来てたら、危ないからね

兄さん

俺は……少し離れておく

オスマン

離れる?どういう事?

兄さん

先輩が離れるのなら、一度自身で戻ってくる事を待とうと思う

兄さん

先輩も、俺達が戻ってくる事を、ずっと待ってくれている訳だしな

兄さん

追い掛けるのは、本部の奴らに任せようと思う

オスマン

……そうだね、俺らもそうしようか
ひとらん

ひとらんらん

うん……俺達は待とう、先輩を

しんぺい神

好きにしなよ

しんぺい神

オスマンもひとらんも、兄さんも俺も、今はこの南部から離れられないしね

しんぺい神

(だから、俺達は待つよ)

しんぺい神

(どれだけ時間が掛かろうが、グルッペンが暴れようが、待つ)

しんぺい神

(先輩が俺達を待ってくれているように)

(俺達も待つ行動はしなきゃ)

そうして、しんぺい神は皆と別れ

シャルロット家の人間が入った病室に向かった

ただ願っただけなのに

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚