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ゆう💜👾
文化祭を一週間後に控え、放課後の校内はどこか浮き足立った空気に包まれていた。
あっきいとぷりっつの出し物は「ゲーム体験カフェ」。
ぷりっつ
あっきい
いつものように軽口を叩き会いながら準備を進めていたが、その時、入り口から女子生徒たちの声が響いた。
女子生徒
現れたのは、他クラスの女子数人だった。
ぷりっつはその場を離れ、彼女たちの元へ歩み寄る。
ぷりっつ
遠くから見ていると、ぷりっつは彼女たちに対して、あっきいに見せるようなガキっぽい笑顔ではなく、少し大人びた、爽やかな「人気者」の顔で対応していた。
女の子の一人が顔を赤くして、スマートフォンの画面を差し出している。
連絡先を交換しているのは一目瞭然だった。
あっきい
あっきいの胸の奥で、ドロリとした重い感情が渦巻いた。
ぷりっつは格好いい。それは昔から知っている。でも、その笑顔や優しさは、自分だけのものだと思ってしまっていた。
ぷりっつ
用事を終えて戻ってきたぷりっつの声を無視して、あっきいは機材を放り出し、教室を飛び出た。
いく先もなくたどり着いたのは、誰もいない夕暮れの体育館。
あっきい
自分はただの幼なじみなのに。誰と仲良くしようが、ぷりっつの勝手なのに。
けれど、胸の痛みは収まるどころか、どんどんひどくなっていく。
そこへ、背後から荒い息遣いと共に足音が近づいて来た。
ぷりっつ
追いかけてきたぷりっつが、肩で息をしながらあっきいの目の前に立つ。
あっきい
ぷりっつ
ぷりっつが手を伸ばそうとするが、あっきいはその手をパシッと振り払ってしまった。
あっきい
叫んだあと、あっきいは自分の言葉にハッとして口を塞いだ。
これではまるでぷりっつに嫉妬していると言ったような物だ。
気まずさに耐えられず、あっきいはぷりっつの顔を見ないまま、逃げるようにその場を走り去った。
残されたぷりっつは、振り払われた自分の手を見つめ、苦しそうに眉を寄せた。
ぷりっつ
二人の間に初めて明確な「壁」ができた放課後。
コメント
1件
前回の話とまとめてコメントしますね…長くなりますがご了承ください…やだ何これ女子とぷりちゃんがLINE交換して、嫉妬してるあっきぃとんでもなく可愛い…美味しい(*¯ч¯*)'' ŧ‹”ŧ‹”