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アニキ目線めっちゃ見たいなぁ、、、ごめんねワガママ言って、、、
まじめに叫びそうになりました…暗さんのせいですね(( 嬉しいはずなのに違和感と罪悪感(?!)でいっぱいになってるのが好きすぎるんですが… 本当なら隣は自分じゃないけど、(嘘でも)本人だって好きになってくれたし、でも…って一生悩んでほしいです。そして話全体もそうなんですけど終わらせ方が辛すぎて…うまく言えない まあこの話は語彙力低下するってことですね☺️書いてくださり有難うございます!🙇♂
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
最初から、叶わないって わかっていた
ないこ
ないこ
いふ
いふ
ないこ
りうら
ないくんと話したくて 無駄に長い階段をのぼって 来たのに
俺に、気づく様子もない
悠佑
同じようにあにきが 静かに2人を見ている
正直、同じクラスなだけ 羨ましいけど
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
ないこ
りうら
ないこ
りうら
俺の気持ちも、何も知らない 眩しい笑顔
憎いほどに好きなんだ
りうら
ないこ
ないこ
りうら
りうら
ないこ
俺に手を振って見送ると すぐにいふくんの方に行く
また、2人の世界に入ってる
それまでいふくんと話していた あにきは酷く悲しそうにしていた
用事があるのは 嘘だった
付き合ってるのだから 仕方がないが
2人が手を繋いでいるのは 見たくなかった
りうら
りうら
悠佑
後ろから大声で呼ばれ びっくりして振り返る
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
悠佑
りうら
悠佑
りうら
沈黙が続く
笑って誤魔化していても やっぱりお互い辛かった
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
りうら
悠佑
あにきが咄嗟に 俺の前に出て庇う
俺は突然のことに 体が動かなかった
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
りうら
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
悠佑
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
差し出されたいかにも怪しい薬
赤色と、黒色だった
りうら
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
りうら
悠佑
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
悠佑
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
そう言って俺とあにきの手に 無理やり渡された
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
悠佑
りうら
りうら
悠佑
俺の手には赤い液体 あにきの手には黒い液体
りうら
りうら
悠佑
りうら
悠佑
俺たちは瓶を持ったまま 震えていた
好奇心に負けて 悪事を企んでいた
俺たちの作戦はこうだ
それぞれ、ないくんといふくんを 迎えに行く
ないこ
りうら
ないこ
りうら
りうら
ないこ
りうら
りうら
ないこ
学校まで走って連れていく
りうら
りうら
ないこ
ないこ
ないこ
りうら
りうら
ないこ
ないこ
喉が乾いたところに あの薬が入ったお茶を飲ませる
あれだけ赤かったのに お茶と混ぜても違和感がなかった
ないこ
りうら
ないこ
ないこ
りうら
俺を見つめたまま 固まったないくん
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
急にないくんが抱きついてくる
予想外のことに 動揺している
ないこ
りうら
悠佑
りうら
いふ
りうら
悠佑
りうら
ないこ
いふ
りうら
ないこ
ないこ
りうら
あの、いふくんと 挨拶を交わすだけ
いつもは見ててイラつくぐらい イチャイチャしてんのに
りうら
ないこ
りうら
ないくんを教室に送って 行こうとすると
袖を引っ張られて止められる
りうら
ないこ
りうら
ただ、かわいい
ずっと恋焦がれていた人が 俺のものになった
それだけで味わったことの無い 優越感だった
りうら
ないこ
頭を撫でて教室を出る
恥ずかしそうに 顔を染めたないくん
その向こうには 幸せそうなあにきと ずっと抱きついている いふくんが見えた
りうら
ドアからチラッと顔を出す
ないくんが1人でいるという 見たことない光景があった
ないこ
俺を見た瞬間に勢いよく立って 抱きつきにくる
りうら
ないこ
りうら
いふくんは、こんなかわいいないくんをずっと見ていたのか
でも、今は
いふ
悠佑
いふ
りうら
何か引っかかる
嬉しいはずなのに 何かが引っかかっている
ないこ
りうら
心配そうに俺を見るないくん
そっか…これだ
今までこの景色を見ていたのは いふくんだ
それを…俺の 好奇心で…
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
やってしまったからには 責任をとらないと
そう思っていても 顔が引きつってしまう
顔が見られないように ないくんの頭を胸に押し付けた
拗れた想いは 晴れないまま