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轟 健二
泣き終えた轟は加藤から離れようとするが、加藤はそれを許さなかった。
轟 健二
加藤 恭子
加藤は相変わらず、轟の頭を撫でている。
轟 健二
加藤 恭子
加藤はもう一度、念を押すように言った。
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
轟は今度こそ、加藤から離れた。
加藤は轟の眼を見ると、赤く腫れていた。
加藤 恭子
加藤は心底ホッとした。
轟 健二
深く頭を下げた。
加藤 恭子
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
加藤 恭子
加藤 恭子
加藤は轟の眼を見て言った。
轟 健二
そう言う眼の色は暗かった。
加藤 恭子
加藤 恭子
加藤は笑みを浮かべた。
轟 健二
加藤 恭子
加藤は腰に手を当て、フンスと効果音が出そうな顔をした。
そんな加藤を轟は抱き締めた。
加藤 恭子
加藤は何時と何か違う轟に違和感を覚えた。
轟 健二
轟 健二
加藤 恭子
加藤の胸の中に、何かモヤモヤとした物が込み上げてきた。
轟 健二
轟 健二
轟はそれだけ言うと、そのまま、加藤を抱き締めたままベットに倒れ込んだ。
加藤が轟の顔を見ると、スヤスヤと寝息をたて、穏やかな顔で眠っていた。
加藤 恭子
何だかこうして見ると可愛い子供みたい。
表情も穏やかそうだし、これ、効果あったみたい。
実は加藤、轟が気絶したあとに佐藤邸で沢田に貰った、塗り薬を背中に塗っていたのだ。
加藤 恭子
加藤は轟に布団を掛けた。
そして加藤も轟と一緒の布団に入った。
加藤 恭子
そう言うと電気を消して眼を瞑った。
???
朝8時
この日は珍しく加藤が轟より早く起きた。
加藤 恭子
腕を引っ張り背筋を伸びしながら、足を伸ばした。
加藤がゆっくりと眼を開けると、すぐ目の前に轟が映った。
加藤 恭子
加藤は何か違和感があり、自分の格好をよく見ると、轟に足を絡ませ、抱き締めていた。
しかも、服装が浴衣なだけに、浴衣がはだけ、生足が露出して、そこから黒色の下着が見えていた。
加藤 恭子
轟 健二
加藤が己の格好に羞恥していると、轟が起き始めた。
轟 健二
加藤 恭子
轟は寝惚けているのか、加藤の身体を揉み始めた。
加藤 恭子
加藤は急に身体を触れ始め、寝起きと云う事もあり、少し身体が敏感になっていた。
加藤 恭子
中々卑猥な声を出している。
加藤 恭子
加藤は身体をビクビクさせている。
ちょっとイッたかも・・・
加藤は顔を赤らめた。
轟 健二
すると轟は完全に眼を醒ました。
加藤 恭子
轟 健二
轟 健二
轟は己の両足に加藤の生足が絡められ、胸が己の胸に当たり、顔が加藤と猛烈に近い事に一気に顔を赤面した。
さらに加藤の生足を眼で辿ると加藤の黒色の下着が見え、さらに赤面した。
轟 健二
加藤 恭子
2人は無言でお互いの口内に舌を入れ接吻した。
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
加藤 恭子
お互い赤面しながら言った。
2人はベットから出て、お互いに背を向け、服を着替えた。
危なかった・・・!もう少しで理性がぶっ飛ぶ所だった!けど、加藤の舌柔らかかったな・・・〜〜〜!
〜〜〜!恥ずかしい!もう少しで理性が飛んでた!けど、その前に轟さんの指が中に・・・〜〜〜!
お互いに赤面だ。
2人は服を着替えると、下で軽く朝食を食べた。
そのあと、昨日同様、山田が来るまで散歩だ。
轟 健二
加藤 恭子
あれ?轟さん、私の事を恭子って・・・
轟 健二
加藤 恭子
加藤は言われるがまま手を出した。
轟はその手を恋人握りで握った。
加藤 恭子
轟 健二
加藤 恭子
加藤は轟の言葉に感激し、大きく頷いた。
轟 健二
加藤 恭子
加藤は凄く素直に喜んだ。
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
加藤 恭子
加藤は耳まで真っ赤になった。
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
轟は加藤の腕を引っ張った。
加藤 恭子
・・・すまんな。
第15話に続く