想像力なんて…。

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僕の日常

朝5時に起床

ｼｬ-ｯ

カーテンを開けて空を見る

これはどんな時でもしている

空を眺めて雲がある日は

こうして想像力を働かせる

働かせたくない想像力を。

ﾋﾟｯ

朝リビングで最初にすること

テレビをつけ 天気予報確認

毎朝空を見てるから分かるけど

念には念をという意味も込めて

いつもこうして確認している

朝ごはんはいつも同じ

でも時々、違う時もある

そういう日は体がだるい日

僕は雨の日は大抵体がだるい。

低気圧に弱いのだ。

ガチャ、と冷蔵庫を開け

中からヨーグルト1つ取り出す

朝はあまり食べないので

そのおかげで食費は少なく

なんとか暮らすことができる

いただきますと同時に

ふと空を見た

やっぱり雨雲が見える

やっぱ傘は持っていこう

半分以上残してしまった

あまりはラップで蓋をし

冷蔵庫に戻す。

僕の学校のセーターは基本自由

といっても学校にあるカラーから選ぶだけ

選ぶ時に見たら一目惚れ

空のような水色

でも少し青に近い

とても綺麗な色。

でもそのセーターを選んだ生徒は

殆どいなかった

選択にあったのは

赤色、黄色、桃色、橙色、紫色、黒色、灰色

そして僕が選んだ色

詳しくまとめると

赤色はクリムゾンレッド

黄色は刈安色

青色は勿忘草色

桃色は紅梅色

橙色は萱草色

紫色は菫色

黒色は呂色

灰色は鉛色

※全て実際にあります (全て調べました)

僕は人より記憶力が良く

こういうことは鮮明に覚えている

入学式当日

僕は一目惚れした勿忘草色のセーターを着て

登校した

カラフルだったがその中でも多かったのは

灰色

きっと大人っぽいで選んだのが殆どだろう

中には 赤色、橙色、紫色、黄色、桃色

と、横に並んでいた

きっと仲がいいのだろう

僕も仲良くなれたらな……なんてね…。

親子で手を繋いでる雲

口に出したいのをぐっと堪えた

ずっとこっちを見てくる人がいる

さっきのカラフルの人だ

なんでだろう

とりあえず逃げよう

そんな気持ちを堪えて

昨日寝る前に準備した鞄を持ち

登校

ｶﾞﾁｬﾝ

これが僕の学校行くまでの日常。

できるものなら行きたくない。

だって＿＿＿。

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