松下先生
藍沢,おはよ。
藍沢 玲夏
おはようございます。
松下先生
もう大丈夫なのか?
藍沢 玲夏
はい。先生の方こそ…
松下先生
大丈夫。
藍沢 玲夏
(朝から先生の笑顔が見れた!)
松下先生
じゃあな。
藍沢 玲夏
(今日もカッコイイな〜)
山本 遥人
藍沢さん,おはよ。
藍沢 玲夏
山本くん,おはよ〜。
山本 遥人
席替えしたから間違えないようにね。
藍沢 玲夏
うん,ありがと〜。
藍沢 玲夏
山本くん隣の席だったの!?
山本 遥人
ふふっ,そうだよ。
藍沢 玲夏
なんでそう言ってくれなかったの〜?
松下先生
おい,そこ静かに。
藍沢,山本
すいません。
松下先生
(なんだよ,あいつ。デレデレしやがって。)
山本 遥人
ん。
藍沢 玲夏
(何これ……。手紙か…!)
山本 遥人
【先生のこと好きなの?】
藍沢 玲夏
(何もそんなこと手紙に書かなくても…)
山本 遥人
くすっ
藍沢 玲夏
山本くん…!
山本 遥人
だってすごい顔してるんだもん。
藍沢 玲夏
もう!!
松下先生
(なんか心が…)
山本 遥人
可愛い。
藍沢 玲夏
っつ〜〜!!
松下先生
(何赤くなってんの…。)
藍沢 玲夏
(何かさっきから先生の視線が怖い…。)
山本 遥人
じゃあさ,先生の気持ち確かめたくない?
藍沢 玲夏
た,確かめたい…
山本 遥人
じゃあ,俺の彼女になってよ。
藍沢 玲夏
え?何言ってるの?私の好きな人知ってるよね?
山本 遥人
うん。協力してあげるから彼女の役になって。
藍沢 玲夏
(え〜!?学年一のモテ男と!?)