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目が覚めるとさっきと同じところに横たわっていた
外はまだ暗い
あまり時間が経っていないのだろう
起き上がろうとするが
全身に上手く力が入らない
声も発しずらい
モブ1
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モブ1
モブ1
そう言って昼のときと同じ怪しい笑顔を浮かべて近付いてくる
この一般兵の他に2人仲間らしき人がこちらを見ている
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モブ1
すると次の瞬間腹の辺りを思いっきり蹴られる
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色んな所を複数人で
何度も何度も何度も…
蹴られ続けられる
ボコッ…ドカッ
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ドスッ、バコッ
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モブ1
モブ2
モブ3
モブ3
モブ1
ドカッ…ボコボコッ
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モブ1
モブ1
モブ1
モブ3
1人の一般兵が俺のインカムを取り出す
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インカムを床に叩きつけ
靴でぐしゃりと思いっきり踏みつけた
インカムはバラバラに砕けてしまった
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何も出来なくて悔しく感じる
ただ痛みに耐えることしか出来ない
怖い、やめてや
モブ2
モブ3
一般兵からの暴力が止むことは無い
おれ、このまましぬ?
それはそれでいっかw
殴られ続けて何時間経っただろうか
さっきより少し明るくなってる気がする
体中痛い、のかな
わからない
骨も折れてる気がする
モブ2
モブ3
モブ3
モブ1
モブ1
モブ1
モブ1
一般兵がほそく笑みながら帰ってゆく
薬の効果が切れてきたのか
少しは体が動く気がする
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体は傷だらけ
痛くはなかった
むしろ痛みを感じられない…?
俺はふらつきながらも
傷だらけの体を無理して動かして部屋へ向かった
何とかバレずに帰ってこれた
そのまま俺はベットに倒れ込む
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ベットから起き上がり
机にあるカッターを手に取る
サクッ、シャッ
刃物が手首に入ってゆく感覚がする
ポタポタと血が腕を伝って落ちてゆく
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手首や腕には昔やったリスカの跡が何ヶ所かあった
ザクッ、ボタボタ
止められない
血はどんどん床に赤黒い池を作ってゆく
気付くとあたりは血濡れだった
机も、床も色んなところが
腕や手首には沢山傷ができていた
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俺は寝ることなく
ふらつきながらも監視しに行ったり
書類やったりして
朝の放送までの時間を過ごした
大先生に心配されたけど誤魔化した
傷は見えてないはず
おれは、じゃま
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