マイキー
俺達の出会いについては長くて話すの面倒だから、聞くな。
マイキー
とにかく、これからはヴィダがメンバーに加わる。お前らもフォローしてやってくれ。
ココ
ボス。結局ヴィダは何の仕事するんだ?
マイキー
基本的には何でもできるからな。
その日ごとに人手の足りて無い仕事をしてもらうつもりだ。
それでいいか?
その日ごとに人手の足りて無い仕事をしてもらうつもりだ。
それでいいか?
ヴィダ
はい!
一生懸命働きます!
一生懸命働きます!
マイキー
よし。
お前ら、今日はもう遅い。
解散だ。
お前ら、今日はもう遅い。
解散だ。
鶴蝶
わかりました。
ココ
わかった。(仕事残ってるからまだ部屋戻れねぇな。)
蘭
りんどー
飲み行こうぜ。
飲み行こうぜ。
竜胆
えぇーー。兄ちゃん毎回飲み過ぎてだる絡みしてくるし、さらに酔っ払って財布置いて来たー。とか言って俺に払わせるし、挙句の果てに翌日にはもう覚えてないから金返ってこないからやだ。
春千夜
ぶっ!ははは!
サイテーじゃねぇか!
サイテーじゃねぇか!
蘭
そんな褒めんなよーー。
竜胆
兄ちゃん。置いてくよ。
蘭
わかったわかった。
諦めるから。
諦めるから。
マイキー
あ、鶴蝶!
鶴蝶
はい。
マイキー
ヴィダの部屋、使ってない地下2階の208号室だから、案内。
鶴蝶
わかりました。
マイキー
俺はもう寝る。明日は梵天の全体集会だ。遅刻するなよ。
マイキー以外
はい。
マイキーはそう言って自室に向かっていった。マイキーが部屋から出た瞬間、ヴィダの可愛い笑顔が消えた。
それを見ていた鶴蝶、ココ、竜胆は異変に気づいた。
鶴蝶
、、、、ヴィダ?
鶴蝶がヴィダを呼んだ事で、全員がヴィダを見た。ヴィダは未だ無表情のままだった。誰もが違和感を覚え、動けなくなっていた。
ヴィダ
、、、、、、、、、、、、鶴蝶さん。
鶴蝶
はい?!
蘭
(ぶはっ!ww)
竜胆
(敬語www!)
ヴィダ
この部屋はタバコ。
吸っても大丈夫ですか?
吸っても大丈夫ですか?
鶴蝶
え?、、あぁ、大丈夫だ。
蘭
え、ヴィダってタバコ吸うの?
竜胆
意外〜〜。
ヴィダ
もちろんです。
私も人間なので。
感情が昂ったり、ストレスが溜まった時は、何かしら気が紛れる物に依存したくなるんですよ。
私も人間なので。
感情が昂ったり、ストレスが溜まった時は、何かしら気が紛れる物に依存したくなるんですよ。
春千夜
お前さっきと性格変わってね?
ヴィダは今まで座っていたソファを下りて、春千夜の前まで歩いた。
春千夜
何だよ。
ヴィダ
という事で、春千夜さん、
タバコ下さい。
タバコ下さい。
春千夜
、、、は?
蘭
ぶはぁ!!ww
竜胆
という事って!www何!
ヴィダ
あ、もちろん一本じゃなく
箱で。
箱で。
ココ
w
春千夜
誰がやるか!
てか、俺以外に頼めや!
てか、俺以外に頼めや!
ヴィダ
春千夜さんが持ってるタバコ、
私が好きなやつなんです。
匂いでわかります。
私が好きなやつなんです。
匂いでわかります。
春千夜
犬かよ!
ヴィダ
これ以上ごねるなら、
マスターに言い付けます。
マスターに言い付けます。
蘭
(お!)
竜胆
(これは!www)
ココ
(春千夜には効く脅しだな。)
春千夜
ぅぐ。、、、、チッ!
竜胆
(舌打ちでか。)
春千夜は渋々タバコをヴィダに渡した
ヴィダはタバコを受け取って箱を開け、元いたソファに座り直した。そしてタバコを咥え、服からライターを取り出して火をつけ、深く吸い込んだ。 脚を組んで無表情でタバコを吸うヴィダの姿は、もう先程の様な可愛い元気っ子キャラからは想像もできない、 完全な裏社会の人間だった。