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彩度が溶けだした籠の中
紗奈
何も無い部屋
紗奈
窓の外にだって飛び出せない
紗奈
羽がないから
(何も無い ひとりで 歌うの)
歩き方も息の仕方もわからなくなるくらい
壊れた僕の過去も記憶も包んで欲しい
紗奈
光が差した道を照らした。
紗奈
綺麗事で良いから、意味や理由を、生きる希望を、
紗奈
いつか、私もってさ想いたくて
ルシル
心に穴が空いてる
ルシル
私の色だけ霞むの
ルシル
透明な声だけを1つ
ルシル
私は信じて来たんだ
ルシル
鳥の声の鳴き声響く
ルシル
私は籠の中に歌う
ルシル
どこか呼ぶ声聞こえる
ルシル
私が見つめていたんだ
紗奈
追いかけてただ手を伸ばして
紗奈
彼方書いた未来に届くなら。
ルシル
堕ちてもいい
紗奈
ただ生きたいのに、
ルシル
私は何故泣いてる？
歩き方も息の仕方もわからなくなるくらい
紗奈
壊れた私の過去も記憶も包み込んで欲しい
錆びた時計の針を回した
ルシル
私の命を私が救うよ
紗奈
今ここで白になる
紗奈
人間だってことを忘れるほどに心が痛かった。
紗奈
透明だった羽はこの背中にはないんだろう？
紗奈
まだ白昼夢を見ている
紗奈
この永遠をどうか葬ってくれ
紗奈
再生を何度もとう朝焼けは近いから
紗奈
もし、私が生きてないとしても、
紗奈
温度は此処にあるのかな
紗奈
苦しくても怖くなっても
紗奈
私はこの足で歩いてる
紗奈
ルシル私は…
ルシル
ちゃんと生きてるよ
紗奈
そうだね
ルシル
うん
ルシル
私達は2人で1つだから
紗奈
そうだね
紗奈
ありがとう…
紗奈
あえて良かったよ
ルシル
そうだね
紗奈
まだ誕生日に
ルシル
うん
…実は続きがあるんだとか。
気になる人は…
まぁあえて言わないでおこう。
本当に気になるならコメントに。
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