ま、また新連載です…… この数日間、ロクに 投稿もせずすいません… 明日体育大会なんです…… 練習でタヒにかけなんです…
あ、新連載コチラ
「君の記憶から僕が 消えるなら。」 みんな大好き水白ッ!
いや、白水かも。 分からん。
いれいす結成前、 学パロです。 (ifです)
ifですって書いてると Ifですって書きそうになる… (いれりすあるある())
いむしょーは幼馴染で、 子供組いつメン 設定です(全員高2)
プロローグどぞ。
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息を切らし、名前を 叫びながら飛び込んだ病室。
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首を傾げ、キョトン、と こちらを見る初兎ちゃん。
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良か…たぁ……ッ
ポタッッ
安心して、零れる涙。
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先に来ていたりうちゃんと 僕の顔を交互に見ながら 口籠もる初兎ちゃん。
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か……??
気まずげに、そして少し 申し訳なさそうにそう 尋ねてくる初兎ちゃん。
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💎
僕とりうちゃんの、 戸惑いに満ちた声が重なる。
🐇
🐇
初兎ちゃんとは、幼い頃 からずっとずっと 一緒に居たはずなのに。
その年月は、りうちゃんと 3人で過ごした年月とは 比べものにならないほど長い。
2人での思い出だって 沢山ある、はずなのに。
💎
あまりに強いショックに 小さく、掠れた声が漏れる。
その声は、今まで散々 初兎ちゃんに「五月蝿いで? いむくんw」と言われてきた、 五月蝿いほど明るい声とは 比べものにならないほど、 弱々しかっただろう。
🐇
されてるな、っては…
思うんですけど……
途切れ途切れに、 僕に向けて言っている とは、今までの関係から 信じ難い敬語で話す 初兎ちゃん。
見慣れたはずの白髪が、 アメジストのように 美しい、紫色の澄んだ瞳が、 今までの初兎ちゃんとの 思い出が、手の届かない 遠くの場所にあるように 感じてしまう。
何故か、全くの別人の ように感じてしまう。
初兎ちゃんとの十数年間の 思い出が、走馬灯のように 脳内再生される。
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悲しそうに目を細め、 眉尻を下げて俯く りうちゃん。
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行き場のない悔しさに、 下唇を強く噛む。 握り拳を作り、 ギュッと握り締める。
りうちゃんや初兎ちゃんと お揃いのネイルを施された 長い爪が手の平に食い込む。
りうちゃんを責めても、 初兎ちゃんを責めても、 誰を責めてもきっと、 何も変わらない。
無理に思い出させて、 初兎ちゃんに負担が 掛かってしまうのは嫌だ。
僕はもう一度、 初兎ちゃんと"友達"として 一緒に過ごせるかな?
また、他愛もない話で 笑い合って、バカやって。
もう一度、名前を呼んで もらえるかな?
大好きな初兎ちゃん
僕のこと、絶対いつかは 思い出してね?
前の生活に、戻れる日は 来るのかな…
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