偽りと本当

注意 緑黄(微 緑水) 微 緑さんくず 若干 共依存 BL表現

黄くん視点

最近、緑くんの帰りが遅い

メッセージアプリを見ても緑くんからの返信は無い

俺に飽きちゃったんかもな、笑

でも俺はまだ緑くんの事が好きみたい、笑

時刻は午後11時半

こんな時刻だからそりゃ暗いし、少し肌寒い

上着着てくれば良かったかな、

何気なく外に目をやるとそこには仲良さげに歩いている緑くんと水ちゃんがおった。

本来の目的なんて忘れて、二人の会話を盗み聞く

そうすると思いもよらない言葉が出て来た

そう言って緑くんは水ちゃんの手を握り、頬にきすをした

...ぁぁ、そぉいうことやったんや。

家に帰り、ベットに飛び込んで泣いた

枕に細かな水滴が垂れる

こんな時まで彼の名前を呼んでしまう俺は、どれだけあほなんだろ。

泣き疲れて寝てしまったのだろうか、もう外は明るくなっていた

台所からぇぇ匂いがする。緑くん帰ってきたんかな、？

いつも通りの日常。まるで昨日のことなんて無かったんじゃないかと思えるぐらいに。

嘘だ。だって昨日水ちゃんとほてる入ってったもん

そう言って緑くんはぎゅーしてくれる

でも

水ちゃんには悪いけど、俺にとって水ちゃんはお遊び。

だって黄ちゃんを嫉妬させる為だもん

ふとコンビニを覗いたら黄ちゃんが居た

少し涙目でこちらを見つめてくる

...可愛いなぁ、

わざと手を繋いで頬に口付けをした

案の定、黄ちゃんはこちらを眺めている

俺らはホテル街に歩き出した

俺が家に帰ってくると黄ちゃんはもう寝ていた

枕に水痕が付いている。きっとあの後泣いて泣き疲れて寝たのだろう。

俺の掌の中で転がされている可愛い黄ちゃん。

寝ている君の頬にそっときすをした

鈍感で天然で純粋で俺の汚いとこなんてなんにも知らない黄ちゃん。

定期テスト終わりに何書いてんだろ

理科終わった。