タルタリヤと会ってからさっきの事が頭から離れない
勘違い?
それなら私は…
ただの酷い女じゃないか
どうすればいいの、謝らなきゃいけないのに
スカラマシュ
もしかして さっきの事考えてる?
藍那
えっ、あぁ…うん
スカラマシュ
…。
黙ってしまった
怒らせてしまっただろうか
スカラマシュ
いい加減
スカラマシュ
あの男じゃなくて
僕を見てくれないかな?
僕を見てくれないかな?
藍那
えっ、…?
突然その言葉をかけられ驚く
スカラマシュについて行けば
タルタリヤに謝れなくなってしまう
タルタリヤについて行けば…
スカラマシュ
まさか 僕を裏切るんじゃないよね
スカラマシュ
僕を…っ、捨てるのかい?
捨てるという言葉に反応する
そうだ
スカラマシュはサンドも裏切られている
私が居なくなれば スカラマシュは…
藍那
…。
藍那
裏切らないし 捨てない
藍那
不安にさせて、ごめん…
私はそう言い 抱き寄せた
『 ごめん、ごめんタルタリヤ 』







