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私だけのラジオスター

第13話 - 第13話

639

2024年03月16日

#ハズビンホテル夢

#アラスター

ぶぶ漬け

アリス

ねぇ、チャーリー。
ちょっと相談したい事があるんだけど、

チャーリー

ん？どうしたの？

アリス

あのね、アラスターに何か贈り物をしたくて、

イリア

いつもアラスターから何か貰ってるから、何か贈り物をしたいんだと、

チャーリー

まぁ！素敵！

アリス

でも、何を送ればいいか分からなくて、

チャーリー

なら！ピッタリな人を知ってるわ！

アリス

ここが、人喰いタウンかな、？

イリア

あぁ、多分な。

アリス

ロージーさんって何処だろう、？

あの後チャーリーからロージーさんという人を尋ねてみるといいと言われ、地図を渡された

イリア

とりあえず、地図通りに行ってみよう

アリス

そうだね、

ロージー

あら？貴女、

アリス

？

イリア

もしかして、

ロージー

やっぱり！貴女アリスね！！
待ってたわ！

そう言い女性は私を抱きしめた

アリス

あ、あの、もしかして、ロージーさんですか？

ロージー

えぇ！よろしくね！
ロージーでいいわよ

アリス

よ、よろしくお願いします、

イリア

私はアリスの使い魔だ。よろしく

ロージー

まぁまぁ！こんな可愛い小鳥さんが使い魔だなんて！

そう言い、ロージーさんは私達を抱きしめた

アリス

あ、あの、ロージー、

ロージー

あらやだ、私ったら！アラスターのプレゼント探しよね！

アリス

は、はい、

ロージー

彼への，プレゼントねー、
どうしましょう、

アリス

アラスターって、欲がないというか、

ロージー

そうねぇ、とりあえずぶらぶらお店を周りましょう！

アリス

そうですね、

イリア

アリス私は影に入ってるから

アリス

あ、うん。分かった

イリアは私の影に入った

ロージー

じゃあ！さっそく行きましょう！

アリス

は、はい、！

ロージーは私の腕を引き色々お店を回った

アリス

！

私はとある赤く光るブローチを見つけた

ロージー

あら素敵なブローチ！

アリス

、綺麗、

生前、彼は私に紅く、綺麗な石をを見せてくれた

その時の彼の表情はとても楽しそうだった

アリス

、私、これにします、

ロージー

ふふっ、

アリス

？

ロージー

貴女は本当に、彼に似てるわね

アリス

そう、でしょうか、

、、なんか複雑、

ロージー

じゃあ！プレゼントも買えた事だし、

ロージー

貴女のウェディングドレスを用意しましょう！

アリス

、、へ？

アリス

なるほど、チャーリーが、

ロージー

えぇ！私も一回でいいか繕ってみたかったのよウェディングドレス！

話によると、チャーリーが私にウェディングドレスを着せてアラスターをびっくりさせようというサプライズを用意していたらしい、

ロージー

じゃあ！さっそく採寸をしていくわね！

そう言うと、ロージーは手際良く私を採寸していく

ロージー

そう言えば、アラスターとアリスって、生前何処で出会ったの？

アリス

えっと、見せ物小屋で、

私はロージーにアラスターとの出会いや、地獄で再会した話をした

ロージー

まぁ、だからあの時の彼、あんなに、

アリス

え、？

採寸が終わるとロージーは、布を取り出し手際よく作業を進めていく

ロージー

生きている時、ある日を堺に
彼まるで人が変わったように表情がコロコロ変わったのよ

ロージー

いつも笑顔を浮かべてだけど、怒ったり、笑顔以外の表情が増えたのよ

アリス

！

ロージー

きっと、アリスのおかげね。

アリス

私の、、

ロージー

彼を、人間らしくしてくれてありがとうアリス

アリス

、、、

私は、何もしていない、彼が、私を人間らしくしてくれた、

ロージー

さっ！出来たわよ！

アリス

！綺麗、

ロージー

ふふっ！さっそく着てみてちょうだい！

アリス

どう、かな？

ロージー

とっても似合ってるわ！

イリア

こりゃアイツも惚れ直すかもな

アリス

あはは、そんな、

アラスター、褒めてくれるかな、

ロージー

また来てね！いつでも歓迎するわ！

アリス

うん、ありがとうロージー

私はブローチとウエディングドレスが入った袋を持って人喰いタウンを後にした

ピコンッと私のスマホが鳴った

アリス

？チャーリーから、？

チャーリー

アリス！早く帰ってきて！

アリス

どうしたの？

チャーリー

アラスターが帰ってきちゃう！

アリス

わ、分かった！すぐ帰るね

アリス

急がないと、

私は大慌てでホテルに帰った

アラスター

皆さん！ただいま帰りました！

チャーリー

あ、おかえりアラスター

ヴァギー

なんかアリスがここへ来てくれって、

そう言うと、ヴァギーは私に一枚の地図を渡してきた

アラスター

、、なるほど、分かりました！

アラスター

では皆さん！また後ほど！

私は指定された場所に向かった

ザクザクと草を踏む音だけが聞こえる

アラスター

！

岩の上には、彼女がいた

アリス

！アラスター、！

彼女は私に気づくと、目を輝かせた

アラスター

アリス、その格好、

アリス

あ、えっと、チャーリーに紹介してもらった、ロージーって人が繕ってくれたの、

アリス

似合う、かな？

彼女はそう言うと、少し頬を赤らめていた

あぁ、とても、

アラスター

綺麗だ、

アリス

！

アラスター

とても、綺麗です、アリス

アラスターはそう言うと、優しく微笑んだ

あぁ、あの時と変わらない、優しい笑顔、

アリス

あ、そうだ、アラスターに渡したいものがあるんだけど、

アラスター

なんでしょう？

アリス

これ、

アラスター

！これは、ブローチですか？

私はブローチをアラスターに渡した

アリス

覚えてる、？生きてた時、貴方が赤い石をくれたこと、

アラスター

えぇ、もちろん、
懐かしいですね

アリス

それでね、そのブローチに入ってる石と、あの時の石がそっくりで、買ってみたんだけど、いらなかったかな、？

アラスター

そんな事ありません！
ありがとうございます、一生大事にします

アリス

ふふっ、良かった

アラスター

アリス、良ければ付けてもらえないでしょうか？

アリス

うん、良いよ

私はアラスターの胸辺りにブローチを付ける

アラスター

、、、これが、幸せなんでしょうね

アリス

え、？

アラスター

、my darling、一曲私と踊って頂けませんか？

アリス

！、でも、私踊れないよ、？

アラスター

心配ご無用！私がしっかり
リードします。
お手をどうぞ？my darling

アリス

！ふふっ、よろしくお願いします

私はアラスターの手を取り、アラスターに支えられ、踊っていく

アラスターが出した影の悪魔達が演奏している

アラスター

、あの時の約束、守れましたね

踊りながらアラスターは言う

アラスター

また2人で星を見ようと

アリス

うん、この先ずっと、一緒に見よう、？

アラスター

もちろん、それが貴方の願いなら

煌めく星の下で、天使と悪魔は微笑みあった

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ぶぶ漬け

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