めろ
言わない。二度とね。
めろはそう言いながら
めろの胸ぐらにあるアキの手を
払い除ける
めろ
…じゃ。
めろは玄関に向かって歩き出す。
ドク
っおい!
めろ
止めんな。
めろ
これは
神様命令だ。
…ドクは止まった。
正確には、
動けなくされた。
ドク
…神様の力、
ドク
フル行使かよ。
めろ
うん。
めろ
止められたくないから。
めろ
またいつか
めろ
会えたら。
めろは、玄関を出た
ドク
…クソ
アキ
…また失うのか
デンジ
…
ドク
…クソがよ
ドク
勝手に孤独を選ぶなって…
ドク
何度も
ドク
何度も何度も何度も…
ドク
伝えただろ…
ドク
あんの馬鹿…
デンジ
…なあ
デンジ
…名前
デンジ
俺たち呼べてたか?
アキ
…ッ
アキ
ッ…あ
もう、足音はしない。
なにも
ない
アキ
…
アキ
そうじゃねえだろ…
アキ
俺が、
アキ
俺が言いたかったのは…
アキ
消えんなって…
ドク
…あいつは意味を知っててやるやつだ
アキ
…クソが
アキ
クソだ。馬鹿だ。ガキだ
アキ
…誰が神様だ。何が神だ
アキ
ただの馬鹿じゃねえか…
アキ
…信じられねぇ…
めろside
めろ
…
マキマ
あら
めろ
…マキマさん
マキマ
めろさん。
マキマ
…でしたっけ。
めろ
…w
めろ
さあ、私は誰でしょう
めろ
神様、かもね。
マキマ
…ですね
めろ
マキマさん。
めろ
賭け、してみませんか?
マキマ
…ほう。
マキマ
賭けとは、なんでしょう
めろ
うん。
めろ
この先私が生きてるか
めろ
居なくなるか。
マキマ
それ、あなたの方が有利では?
めろ
2人とも揃って同じに賭けてもいいんだよ?
マキマ
ならば、いなくなる方に賭けましょう。
めろ
…じゃあ私は生きてる方に。
マキマ
…
マキマ
賭けの褒美はなんでしょう
めろ
賭けの褒美か。
めろ
…うーん。
めろ
…私の生まれ変わり、とか?
マキマ
…ふむ
マキマ
面白そうですね
めろ
でしょ。
めろ
この賭け、
めろ
案外面白いんじゃない?
マキマ
…ですね
めろ
じゃあ…
めろ
マキマさん。
めろ
またね
めろ
またいつか。
めろ
賭けの答え合わせしよっか。
マキマ
…ええ。
マキマ
それでは。
マキマが去る。
めろ
…w
めろ
マキマさんですら、
めろ
観測できなくする気か
めろ
この世界は。
めろ
…怖いなぁ
めろ
…ちょっとぐらい待ってよ







