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唯希
17
放課後
Sクラス専用棟のラウンジには、
いつも通りの空気が流れていた。
りうら
机に突っ伏したりうらが、 力なく呟く。
目の前には大量の課題。
魔法理論。
属性制御。
魔法学。
全部真っ白。
ないこ
ないこが呆れたように笑う。
りうら
ないこ
その様子を見ていたほとけが吹き出した
ほとけ
りうら
ほとけ
即答だ。
りうら
ラウンジに笑い声が広がる。
いつもの光景。
平和な時間。
りうらは、 こういう時間が結構好きだった。
その時。
ピピッ――
小さな電子音
悠佑
最初に気づいたのは悠佑だった。
胸元のSバッジが、
淡く光っている。
次の瞬間。
全員のバッジが同時に輝き始めた。
赤。
水。
紫。
桃。
青。
黄。
6色の光。
りうら
りうらが顔を上げる
すると。
ラウンジ中央に巨大な魔法陣が浮かび上がった。
『緊急任務を発令します』
機械音声
一瞬で空気が変わる。
全員の表情が引き締まった。
『地下封印領域にて異常反応を確認』
『Sクラスは直ちに現場へ向かってください』
地下封印領域。
その言葉を耳にした瞬間。
ないこが眉をひそめた。
ないこ
悠佑
悠佑が答える。
悠佑
ほとけ
ほとけが不安そうに呟く
その時だった。
りうらは気づく。
1人だけ。
様子のおかしい人物がいた。
いふ。
青い瞳が、 どこか遠くを見ていた。
りうら
声をかける。
だが、
返事がない。
りうら
もう一度呼ぶと、 ようやく肩が揺れた。
いふ
いつもより遅い反応。
りうら
りうらが首を傾げる。
すると。
いふは一瞬だけ笑った。
いふ
でも。
その笑顔は、
どこか無理しているように見えた。
数分後
6人は地下へ続く通路を進んでいた
専用棟のさらに奥
普段は閉ざされている鉄扉の先
ひんやりとした空気が流れている
ほとけ
ほとけが言う
りうら
りうらが笑う
初兎
少しだけ緊張が和らいだ
でも。
いふだけは笑っていなかった。
階段を降りるたび。
表情が硬くなっていく。
まるで。
何かを思い出しているみたいに
地下最下層。
巨大な扉の前にたどり着く。
黒い魔法陣が刻まれた重厚な扉。
初めてみる場所だった。
りうら
りうらが息を呑む
その時。
ドクン。
小さな音が聞こえた
りうら
周囲を見回す。
誰もなにも言わない。
気の所為だと思った。
だが。
ドクン。
また。
今度ははっきり
心臓の鼓動のような音
ほとけ
ほとけが呟く
りうら
りうらが頷く
みんなも気づいていた。
扉の向こうからだ。
ドクン。
ドクン。
音は少しずつ大きくなる。
まるで。
何かかが目覚めようとしているみたいに
その時。
ガタン。
突然巨大な扉が揺れた。
いれいす
全員が身構える
そして。
ゆっくり。
本当にゆっくり。
扉が開き始める
ギギギギ……
暗闇の向こう。
淡い銀色の光が見えた
誰も動かない。
誰も喋らない。
ただ。
その光を見つめる。
すると。
奥の方から。
静かな声が聞こえた
??
知らない声。
でも。
どこか寂しそうな声
6人が顔を上げる。
銀色の光の中。
1人の人影が立っていた。
胸元には――
見たことのないSバッジ。
本編どうだったでしょうか!
ここで大切なお知らせです
この時期はリアルが忙しくなります!
本当に自分勝手で申し訳ないのですが、
~7/1まで投稿をお休みします
7/2〜は今まで通り投稿を再開する予定ですが、
まだ忙しかった場合またお知らせを出させて頂きます
いつも楽しみにしてくださっている皆様にはとても申し訳ないです
それではまたお会いしましょう
コメント
3件
投稿ありがとうございます! あぁぁぁぁ気になる✨絶対青くん知ってますね。早く教えてください(( はあくです!気長何待ってます!無理せず頑張ってくださねっ!✊🏻 これからも応援してます!!
うわぁぁぁ第10話やばすぎた!!!😭💕 地下封印領域の不気味さと、扉の向こうの鼓動音…めっちゃゾクゾクした…!! 特にいふの様子がおかしいところ、絶対何か過去と関係あるんじゃ…⁉って考察捗る🥺 最後の謎の人物「やっと来たか」って…誰!?見たことないSバッジ…続き気になりすぎるよ〜!! そしてXiaさん、お知らせ読みました!リアル忙しい時期ですもんね、無理せず休んでね!絶対待ってるから🫶💕 また7/2に会えるの楽しみにしてる⋆♡