テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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95𝘻 𝘉𝘦𝘴𝘵 𝘧𝘳𝘪𝘦𝘯𝘥

第14話 - 95𝘻　𝘉𝘦𝘴𝘵 𝘧𝘳𝘪𝘦𝘯𝘥　𝐸𝑝𝑖𝑠𝑜𝑑𝑒　14

250

2022年05月17日

#BTS

#BTSで妄想

#BTS妄想

#クオズ

#テテ

#ジミン

♡ami♡

シュガヒョンから、聞いた時…胸がたまらないほどに痛く、苦しくなった。テヒョンが… テヒョンの記憶が…もしかしたらなくなっているかもしれない… と、聞いた時、信じることが、できなかった。シュガヒョンが、嘘をつかないことくらい、僕は知っている。こんな時に、くだらない嘘なんてつかない。僕たちを一番見守ってきてくれているヒョンだからこそ、人を傷つけるような嘘はつかないと僕は知っている。だけど。思わず、シュガヒョンに向かって嘘だと言ってしまった。シュガヒョンも同じくらいつらいはずなのに…。病室で見た、テヒョンの様子は確かにおかしくて、僕も違和感は感じたが、それを突き止めようとするほどの勇気は僕にはなかった。だけど、だけど、ひどいよ。これはあんまりだ。運命をつかさどる神様は、僕たちにとことん意地悪だ。虫一匹殺せないテヒョンが… 何をしたというのか…。どうして… こんな目に…。受け止めたくない。だから、僕はシュガヒョンの胸に飛び込んで、泣きまくった。今日一日で、どれくらい泣いてんだ…？ってくらい、泣いた。泣きまくった。

𝐽𝐼𝑁

ジミンっ…、ユンギっ……！！テヒョ…テヒョンがっ…！！！

𝑆𝑈𝐺𝐴

っっ…！！

𝑆𝑈𝐺𝐴

ジンヒョンっ…、後にしてくださいっ！

𝐽𝐼𝑁

え、で、でも、テヒョ…テヒョンがっ！！！

𝑆𝑈𝐺𝐴

後に…してください…。

（ユンギサイド）見ていられなかった。ジミンの、ベンチにうずくまって、絶望している、痛々しい、小さな背中。見ていられなかった。目をふさぎたいほどに。だから、ジンヒョンの声が後ろから聞こえてきたときは、心臓が凍るかと思う程、緊張した。ジンヒョンが顔を真っ青にして、涙目になっているところをみると… 報告を聞かずとも、何が言いたいのかわかってしまう。テヒョンの…記憶に関しての報告だろう。ジンヒョンが来ても、ベンチに力なくうずくまっているジミンは、本当に弱弱しく、いつもより小さく見えた。だから、聞かせたくなかった。これ以上。これ以上、ジミンに悲しい思いをさせたくなかった。だから、俺はジンヒョンの言葉を止めた。すると…

𝐽𝐼𝑀𝑀𝐼𝑁

教えてください。

𝑆𝑈𝐺𝐴

っっ…！

𝐽𝐼𝑀𝑀𝐼𝑁

シュガヒョン…僕は、僕は、大丈夫ですから。

𝑆𝑈𝐺𝐴

ジミナ…。

𝐽𝐼𝑁

…テヒョンが…テヒョンは、記憶障害になってしまったらしい…。

𝐽𝐼𝑀𝑀𝐼𝑁

…。

𝑆𝑈𝐺𝐴

…。

（ユンギサイド）真実とは、どこまでも残酷だ。守りたかった。二人の友情を、関係を、二人を見た瞬間から、何があっても絶対に守ると誓ったはずなのに…。守れなかった…。どこからが、間違いだったのだろうか。俺たちは、ただ、7人で楽しく仲良く暮らしたいだけなのに…。どこから、道を踏み間違えて、こうなってしまったのだろうか。

𝐽𝐼𝑁

昔の事は覚えているそうだが、中学生あたりからの記憶が無くなってしまった
らしい…。

𝑆𝑈𝐺𝐴

…。

𝐽𝐼𝑀𝑀𝐼𝑁

僕たちの事も…？

𝐽𝐼𝑁

ああ。

𝐽𝐼𝑀𝑀𝐼𝑁

……。

やっぱり、シュガヒョンの言ってたことは、本当だったんだ…。向き合いたくなかった現実に、直面させられた。永遠の友達が…僕の事を忘れているなんて…。あまりにも、残酷すぎる。テヒョンの意識が戻ってきたら、ちゃんと伝えようと思ってた感情も、今じゃもう伝わらない…。どうにもできない…。僕は…僕は、この感情にどう区別をつけたらいいのだろうか…。一番の親友であり、初恋の人でもあったテヒョンをなくしてしまった僕は、この感情に、どう区別をつけたらいいのだろうか。