ちょっと嫌な気分。
マ ヤ
ほら。そんな顔しないで。
マ ヤ
行くよ。
嫌々行くのは,嫌いだ。
理由つけて拒否すれば,
よかったのに。
〇〇
マ ヤ 私が人見知りなの,
〇〇
知ってるよね-?
マ ヤ
まぁま。
マ ヤ
あ~隼に会いたい。
私の話すらまともに聞いてくれない。
「頑張って話すんだよ??」
「こんなチャンスないからね。」
それしか言わないマ ヤ。
__食堂__
人の多い食堂で。
マ ヤ は必死になって
隼さんと佐野先輩の事を探してる。
小森隼
マ ヤ ~!!
隼さんは, 私たちの事を見つけると,
にこにこと手を振り出した。
そうゆう所がマ ヤ 惚れたんだ。
きっと。
マ ヤも隼さんに手を振りかえす。
マ ヤ
ほら!! 〇〇見て。
マ ヤ
隼の隣にいるのが,
玲於先輩。
玲於先輩。
やっぱかっこいい…。
マ ヤ
行こ。
〇〇
うん…。
小森隼
お。〇〇ちゃんもいる!!
相変わらず,
テンションが桁違いの隼さん。
そして,隣が…。
佐野玲於さん。
小森隼
玲於。人見知りだよね。
佐野玲於
まぁ…。
小森隼
でも, 人気者。
佐野玲於
そんなんじゃない。
マ ヤ
本当ですよ!!
マ ヤ
私たちの中でも有名です。
佐野玲於
へぇ。
玲於さんとの共通点。
人見知りな事。
マ ヤ
ほら。〇〇も食べなよ!!
〇〇
あ…うん。
玲於さんの事考えてて,
全く,手が動いてなかった。
マ ヤ
あ,隼。
マ ヤ
ちょっと水飲みたい。
マ ヤ
一緒,来てよ。
小森隼
1人で注いでこいって~。
マ ヤ
お願い。ね??
マ ヤ の可愛いお願いに,
隼さんもいい返せなかったみたいで,
2人で席を外した。
てことは,二人きり。
佐野玲於
お前…。
〇〇
私?? ですか!?
佐野玲於
お前しかいねぇって。
〇〇
すいません。
なんですか??
なんですか??
佐野玲於
いや…。
人見知りなのかなって。
人見知りなのかなって。
〇〇
…まぁ。
そうですね。
そうですね。
ぎこちない会話。
佐野玲於
そ。
〇〇
え?
佐野玲於
え?
〇〇
それだけかな…。とか思って。
佐野玲於
それだけ。
佐野玲於
何??
〇〇
何と言われても…。
少しムカッとした私。
けど,いい返せない。
悔しい。
玲於さん。。
苦手かも。