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あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"一番美味しいメインディッシュは最後にとっておこうと思ったら寝落ちしたぁぁぁぁぁ!!!!!!無念!!! でも最高でした!!!言葉選びもすっごい、、、すごくて(語彙力) ピロートークって言うんですかね?あの事後話している内容、その後のエピローグがすっごいグッてきました!!! 一言でまとめると、神ですね!!! 我が生涯に一片の悔い無し!!
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!お疲れ様でした!!!!こんな夜中にすみませんが!最初に見つけてそこからずっと追ってましたー!本当に凄いです!次のものが連載されるのであれば確実に追います!!最後が最高すぎて口角飛びましたが、本当にお疲れ様でしたー!
みるの遅れたぁぁぁ、、、ログインしてないときもずっと見てたんです! 終わっちゃうのは悲しいけど今まで尊いの提供をありがとうございました!
前回までのあらすじ
焦らし焦らされる愛の炎舞
混じり合うことが許されなかった 「ふたり」は、今____
愛を確かめる5日間は 遂にフィナーレを迎える
⚠️ATTENTION⚠️ ※☭×卍 ※旧国有り ※政治的意図無し ※♡汚喘ぎ有り
⚠︎政治的意図無し⚠︎ 戦争賛美✕ 一部史実が含まれますが、 諸説あります ご容赦ください
𝑳𝑬𝑻'𝑺 𝑮𝑶_______
5日目
フルコースで
ナチス
焦らし焦らされた5日間も最終日
これから行われる行為への期待が、 興奮が、勝手に身体に熱を持たせる
ソ連
囁くように、耳元で言われた
ナチス
ナチスは頷くことすらできず、 ただ、息を詰めたままうつむいていた
腰に装着された冷たい金属の存在が、
この一週間、ずっとナチスを、 支配していた
目が合うたび、キスされるたび、
と笑われながら、
そのたび、ナカが哀しく疼いて、 どうにかなりそうであった
そして──今
ソ連
ソ連の大きな手のひらの中に、 銀色の小さな鍵が揺れていた
「カチャ……」
指先でつまんで、わざと音を立ててみせる
ナチス
それだけで、ナチスは 喉がひくつくのが分かった
ソ連
ソ連
そんな風に、 責めるような甘い声で囁かれ、
ナチスの肩がふるふると震えた
ソ連
「外すぞ」
ソ連はナチスの太ももに膝を差し入れ、
ゆっくりと身体を倒していく。
ナチス
僅かな刺激でさえ声が漏れるほど 甘美な感覚が身体中を駆け巡る
視線は逸らさないまま、
その手が、腰のベルトへと伸びた──
カチ、カチャ……
鍵がはまり、ゆっくりと回されていく。
硬質な金属が、解放されていく音
「カチャ──」
小さな鍵の音が、部屋の空気を震わせた
ナチス
解かれた瞬間、 身体の奥から熱が吹き出した気がした
彼は、解き放たれたそこを、 優しく、でもいたずらっぽく撫でて──
ソ連
ソ連
低く、優しい、でもどこか余裕を失った声
一週間、ただ触れられるだけで、 震えるくらいに敏感になった身体
「すぐには挿れない」
「ゆっくり時間をかけて愛撫し、 挿れても30分動かずお互いを感じ合う」
それがこの5日間に渡る行為の、 最後の掟
ソ連はすぐには挿れられない代わりに、 舌を、指を、唇を、 ナチスの全身に這わせた
ナチス
ソ連
ソ連
鎖骨のくぼみ、 胸の先、腰骨──
なぞるたび、触れるたび、 ナチスの身体は、勝手に跳ねた
ナチス
ナチス
だらしなく漏れる声。
止めようとしても、 身体が叫ぶ
もう、どうにもならない
ソ連
ソ連
ソ連も、また限界だった
ソ連
ソ連
舌を這わせながら、 掴む手が震えているのが分かる
指先が、熱いところを撫でた瞬間──
ナチス
ナチス
腰がくねる
恥ずかしいくらいに、汚い声がこぼれる
そんなナチスを、ソ連は大きな身体で 優しく抱きしめた
ソ連
その言葉だけで、ナチスの胸は いっぱいだった
ソ連
ソ連
ソ連はわざと、囁くように言った
ナチスの胸元に指を這わせる
ぷっくりと硬くなった先端を、 指先でくりくりと撫でた
カリッ……カリカリカリッ__♡♡
ナチス
小さな喘ぎ声が、 堰を切ったようにあふれる。
物欲しそげな、 いつもの余裕を無くした顔で、 ソ連を見上げるナチス
ソ連
ソ連
ソ連
もっともっと、壊したくなる。
ソ連
舌で、クリクリと尖った場所をなぞる。
とろけるように熱いそこを、 わざとゆっくり、舌先だけで焦らす
チュッ……チュル…♡♡ジュルッ♡♡
ナチス
ぴちゃ、ぴちゃ、といやらしい音
ナチス
ソ連
ソ連
耳元で囁くと、 またびくんと体が震えた
ナチス
ナチス
懇願する声が、甘く、泣きじゃくる
ソ連は、そっと腰を押し付ける
まだ、挿れない。
ただ、押し当てるだけ。
その熱と重みだけで、
ナチスの身体は甘く痺れて、 全身、びくびく震えていた
ソ連は、その首元に唇を寄せて、 低く囁いた。
ソ連
ナチス
ナチス
ソ連
ゆっくりと、震える身体を支えて、 ナチスの腰に手を添える
「──カチャ。」
さっき外したばかりの貞操帯の鍵が、
テーブルの上で、微かな音を立てていた。
その音を最後に、 彼らはもう、戻れなかった。
ソ連
ナチス
指先でそっと、熱を割って、導いて──
ゆっくりと、彼を沈めていく
くちゅ、ぐちゅ、ぬる、♡♡
熱い水音がふたりの間に広がる
ナチス
ナチス
ナチスの中、ずっと閉じ込められて、 ずっと我慢してたその奥が、 やっと触れてくる
ぴったりと重なって、深くまで、 全部を沈めて──
思わず息を呑んで、ソ連は動くのをやめた
ソ連
ソ連
ソ連
ナチス
ナチスがぽつりと呟いた
その声は涙まじりで、震えていて、
でもどこか安心しきった響きだった
ソ連
鼓動。
震え。
熱。
奥で包まれている感触。
どこにも逃げ場がないくらいに、 心も体も、噛み合っていた。
ふたりきりの世界。
言葉もいらない。
ただ、呼吸を合わせて、 肌の温度を確かめ合う。
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
ただ重なっているだけなのに、 気持ちが溢れて、言葉が追いつかない。
時々、きゅうっと 締めつけられる感触がして、
そのたびにソ連は、ぐっと腰を堪える。
ソ連
「今だけは____」
ふたりは、繋がったまま動かず、 ただ心と身体で、
お互いの存在を刻み込むように 抱き合い続けた。
___________________
_______________
___________
30分が経った。
時間じゃない、“感覚”がそれを告げた
ふたりとも、もう言葉も出せず、
ただ熱を帯びた視線だけを絡め合っていた
ソ連
ソ連
ナチス
その瞬間──
繋がった奥から、 甘く濡れた音と共に、身体が揺れ始めた。
ナチス
最初の一動きだけで、 ナチスの喉が鳴った
ナチス
ナチス
肌が擦れ合う
奥がぴったりと絡みついて、 動くたびに互いの熱が伝わる
ソ連
ナチス
ナチス
ナチス
ナチス
いつもの何倍も深い快楽の波が、 瞬時にナチスを攫った
ソ連
ソ連
ナチス
ナチス
ソ連
そう囁いて、確かめるように ナチスの頭を撫でた
その波は、引かない
ただ、ただ満ちてゆくだけ
ナチス
ソ連
ソ連
ソ連
ナチス
ソ連
ソ連
ソ連
ナチス
ソ連
ナチス
ナチス
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
ごりゅっ♡♡こりゅッ♡♡ ごちゅんッッ♡♡
ナチス
困惑するほど甘美な刺激が
電流のように身体を駆け巡る
何日間も焦らされたナチスは、
愛しいようにソ連のを きゅうきゅうと良くしゃぶった
ソ連
ナチス
ソ連
ソ連
ナチス
ナチス
ソ連
ソ連
ソ連
ソ連
ナチス
ナチス
ソ連の言葉に呼応するように ナチスのナカが締まる
ナチス
ナチスの両腕が、ソ連の背中に回された。
ナチス
ソ連
ナチス
その声に、ソ連は頷いた
ソ連
追い立てるように、でも優しく、 リズムは加速していく
ソ連
ナチス
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
ナチス
ソ連
ビュルルルルルルルルッ♡♡
ナチス
ナチス
ソ連
ナチス
ナチス
ソ連
ソ連
その言葉と同時に、一際大きく ナチスに打ち付ける
ごりゅっ!!♡♡
ナチス
ソ連
お互いな♡♡
耳元で囁かれ、またナチスの腰が震える
ナチス
ナチス
ソ連
ソ連
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
ソ連
ソ連
ごちゅんっ♡♡
ナチス
ソ連
ナチス
ソ連
ソ連
ナチス
ナチス
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
ナチス
チュプ♡チュッジュル、ヂュ♡♡
深く、甘く、お互いの舌が 溶け合うように貪る
ソ連
ナチス
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
ソ連
ナチス
ナチス
ソ連
ナチス
ナチス
ソ連
ソ連
ソ連
ソ連
ナチスに覆い被さるようにして、 腰の拍動が加速する
ナチス
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
ナチス
ナチス
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
ナチス
ソ連
ナチス
ソ連
ソ連
ビュルルルルルルルルルルルっ!!♡♡
ナチス
ソ連
ナチスの首にソ連が噛み付く
ナチス
ソ連
ソ連
見ると見事な口づけの痕が、 これみよがし彼の肌を赤黒く染めていた
ナチス
ナチス
ナチスが柔らかく笑う
ナチス
ソ連
ソ連
ナチス
ナチス
ソ連
ふたりは、何度も、身体を重ねた
何度も、何度も
何度も何度も
ふたりの愛が揺らがないよう
確かめ合うように____
__________________
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ナチス
ソ連
ナチス
ソ連
シーツがしっとりと身体に貼りつく。
静かになった部屋に、 ふたりのかすかな呼吸だけが響いていた。
ソ連が自分の胸にナチスを抱き寄せた。
汗ばんだ肌は触れ合い、 ひとつになるように溶けてゆく。
ふと、ナチスが呟いた。
ナチス
ソ連は動かない。
けれど、呼吸が一つ深くなったのが、 わかった
ナチス
ナチス
沈黙。
ナチスの声は、かすれていた
ナチス
ナチス
ソ連は、何も言わずに、 ゆっくりとナチスの頭に手を回し
そしてぽつりと、言葉を落とす。
ソ連
ソ連
ナチスの肩がわずかに揺れた。
拒絶ではない。息をのむ、優しい反応。
ソ連
ソ連は小さく笑った。
ソ連
ソ連
その瞬間、ナチスがそっと上を向いた
目と目が合う。
もう、かつての 戦争を望んだ視線ではなかった。
ただ、夜の静けさに許された、 ふたりの瞳。
ナチス
ソ連
呼び合うだけで、胸が締め付けられる。
ナチスの声は震えていた。
ソ連
ナチス
ソ連
ソ連
ソ連
ナチスの瞳に、光が宿る。
ナチス
指が触れる。
もう、イデオロギーで拒む 距離ではなかった。
ただの恋人同士の、温かさ。
ナチス
ナチス
ナチス
ソ連
強く、優しく、確かに、
ソ連はナチスを抱きしめた
ナチス
ナチス
そこで一拍置き、 ほんの少しだけ苦笑いを浮かべて続ける。
ナチス
ソ連が静かに笑う
ソ連
紡がれるべき、 平和な世界のために
そっと、唇が触れる。
そこにあったのは、 国家でも思想でもなく、
ただ——ふたりの遅すぎた、 けれど確かな愛だった。
ガラス越しの空は白みはじめ、 夜明けの訪れをふたりに告げていた。
鉄のカーテンは、音もなく開かれた。
その向こうには確かに陽が昇っていた。
太陽は、燦々と、 ただまっすぐに降りそそぐ。
長く対立に凍えた世界に、 春が訪れたのだ。
──それは、 雪解けの始まりだった。
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──モスクワ時間
1945年
5月9日未明
独ソ戦が終わった
「世界は、平和への 協調の道を歩み始める」
誰もがそう願っていた
────しかし
翌年、
3月5日
かつて、イギリス元首相、
ウィンストン・チャーチルは 言った。
「ヨーロッパ大陸に、 鉄のカーテンが降ろされた」
この言葉は後に、 戦後世界を覆う イデオロギーの対立を 象徴するものとなった。
第二次世界大戦の 終結とともに、
「資本主義の大国」アメリカと、 「社会主義の巨人」ソ連の 対立は深まり、
やがて世界は、長く厳しい 冷戦の時代へと突入する。
資本主義と社会主義という 二つの思想は、
冷戦という名の 長い冬へと歩み出した。
だが、もしも──
あの第二次世界大戦のさなか、
資本主義と社会主義が 手を取り合っていたなら。
独ソ戦が始まらなかったなら。
信条の違いを超えて、 協調の道が選ばれていたなら。
冷たく凍てついた歴史にも、 違う未来は あったかもしれない。
東と西は、ひとつの夜明けを 分かち合って いたかもしれない。
ありえたかもしれない 歴史の一頁に、 陽は今も、 静かに差し込んでいる。
これは、 そんな「もしも」の 世界史。
『鎌と槌とハーケンクロイツ』
𝑭𝒊𝒏.