尾も白い6人の兄/姉は最強国？！

バン！

随分と広い

やっぱり追いかけ来るか笑

いつの間に……行動速いね〜

さてどんな方法で……

やっぱ！！

ﾄﾞｯｶｧｧｧｧｧﾝ💥💥💥 ﾊﾞｯｯｯｺｫｫｫｫﾝ💥💥💥

D国/ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

ｶｧｧｧｧﾝ

どうして？

〈炉鬼〜聞こえる〜〉

え？十夜！！

〈そーだよぉ〜〉

眠くないの？

〈いやぁ〜眠いよ〜でもーろきぃが困ってるから助言？〉

え？

〈ああ言うやつてぇ〜洗脳させるぅ〜核がぁ〜あってぇ〜しょれかなぁ〜〉

なるほど……分かった

ね？子供でしょ？

〈ほらほら〜次が来るよォー俺を守ってねぇ〜( *˘꒳˘*)ｽﾔｧ✩*॰¨̮〉

はぁはぁー見つかんない

十夜のヒントを借りつつ洗脳核を壊さないと

しかし何処にあるのか分からない

ただ廊下の全力ダッシュしてるだけ

見つけるには1度立ち止まらないと

いつ経っても見つかんないから

僕は"全神経"を"耳"だけに集める

"空間把握能力"が付くから

"空間把握能力"は十夜が持っている

"空間把握能力"が使えない十夜は

だから僕に使わせる

十夜が"僕の背に乗る事"で出来る

ｶﾂｶﾂｶﾂｶﾂ…ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

え？おかしいって！！

え？嘘は厳しいって！

やっぱりぐちつぼくんカッコイイね☆

？？？？

あってるの？

ポータルの中にあるの？

怖いんだけど笑

〈どうしたぁー〉

この先にあるの？

〈うん〜そうだよぉ〜〉

入ってもへーき？

〈(-ω-｡)うゆ(ᐡ ̥_ ̫ _ ̥ᐡ)〉

ﾌﾞﾝｼｭﾝ

総統室

ﾌﾞﾝｼｭﾝ

なんで"綺麗"なの？

"幻想的"だな

正面には"洗脳核"と思われる核があった

その色は"禍々しく暗くて虚無でどこか儚くどうもしない"感じだった

そんな核に僕は"釘ずけ"された

何故か"誘われる"

"誘われる"から

"身体"に"身"を任せて歩み寄る

どんどん

どんどん

近くなっていき

僕はその核を思いっ切り

拳を振るった

ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷ…＼ﾊﾟﾘｰﾝ／

核は砕け散った

僕の"拳には赤い糸"が垂れていた

"砕け散った核"は"キラキラ"と

一瞬踊った

それはとても"綺麗"だった

"花びら"のように"舞う核の破片"が

しかし1枚の"花びら"が僕の手の中に

落ちた

その"花びら(核の破片)"は

光沢がなく

僕の顔は映らない

"造花(偽物破片)"だった

その刹那…"偽物破片は赤い花"を咲かせた

それは"硝子"で出来た

彼岸花

僕はそれを十夜の髪に刺す

あぁー似合う

ｶﾞﾀﾞﾝ

世界が"揺れる"

嫌…この部屋が"崩れる"

僕の意識は暗転した

本来の総統室

葵に叩かれ"意識が覚醒"した

ここはD国の王の総統室

じゃあ僕が見た

あの"綺麗"な

"美しいく儚く"

"幻想的な世界"は

"洗脳核"を壊した事は覚えてる

僕の"拳が赤い糸(血だらけ)"だったから

僕は十夜を見た

僕が刺した"硝子の彼岸花"は

"普通の彼岸花"へと

じゃぁ僕が見た"世界"とは？

一体何だったんだろ

分からないや

でも身体が覚える、覚えるから

"夢"では無い様な

しかし葵が僕を"叩く"って事は

"寝て"いた。そう"夢"だったのでは？

そうなんじゃぁーないかと

この事は"言っては"いけない気がする

"今回も結局また呆気ない"終わり

やっぱり"僕達"が動き出したから

こんな"呆気ない終わり"になったのだろう

十夜は知らないんだ

その彼岸花は僕が刺したこと

じゃぁあの世界も知らないか

言わなくていいや

さてと………1件落着

あれは僕と"君達の秘密"って事で