咲奈(さな)
私は都内の高校に通う 道崎 咲奈。 偏差値はそれほど高くなくて 校則もそれほど厳しくなくて 私はそれよりも上の高校に 行きたかったけれど……
美月
そう。美月、、、 私の唯一の親友が、この高校に どうしても行きたいって言うから 私もついてきた。 私はとくにこの学校に 通いたい理由がある訳でもないけど。
咲奈(さな)
美月
咲奈(さな)
美月
咲奈(さな)
美月は私には勿体ないくらいの 美人さん。 だからみんなから常に注目されてる。 この高校に通い始めてから 美月といるのが恥ずかしくなった。 自分が浮いてる気がして。 あ。私の自己紹介 途中でしたね。 私は道崎咲奈。 カーストは中の下くらい。 好きな事や趣味はなくて 優柔不断。 頭は結構いい方……? なのかな。 それに比べ、美月は カースト上位。 告白の相談されたの何回だっけ。
美月
咲奈(さな)
美月
咲奈(さな)
美月
咲奈(さな)
美月とは大の仲良しだった。 はず。だった。
3年生の春。 それは本当に突然だった。
海斗
咲奈(さな)
夢だ。そう思うくらい驚いた だって 海斗くんは 学校1になるくらいの美人の 美月が好きな人で 学校1のイケメンだったから。
海斗
咲奈(さな)
海斗
海斗
咲奈(さな)
咲奈(さな)
咲奈(さな)
咲奈(さな)
そう思いながら でも、少し断るのが 怖くて。 少し嬉しくて 美月の好きな人なんてこと忘れて 気づけば口からは 「はい。私でよければ…」 なんて言葉が出ていた。
咲奈(さな)
海斗
海斗
その時の海斗くんの笑顔は 子供みたいに無邪気で 嘘のようには見えなくて 疑うのは気が引けた。 だから私は疑うのをやめた。
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続き楽しみ!