雲ちゃんとの連載(妄想クリエーション)

レトさんは俺の手を強く引き、木影に身を隠した。

指を口の前に持ってくる動作をするレトさんを可愛いと思ってしまった俺を誰か殴ってくれ

レトさんの目線を追って時計塔を見る。………特になんも無くね？

よーく目を凝らして見てみると、うっすら人影が。…あんなん見えるか！！

「見つからないように」という単語がゲームっぽくてちょっと興奮した。

いきなり「気をつけて」なんて言われて、少し情けない声になっていたかもしれ…

ｽﾞﾃｯ!!

何が起こったのか一瞬理解できなかった。地面が近づいて来たと思ったら地面と空が反転…まあつまり俺は派手に転んだ。いい大人がずてっとな。笑えよ。

言い終わるより先に銃弾が俺達の髪を掠めた…。ああなるほど。俺が派手に転んだせいで見つかってしまったと。

この最高に腹が立つ煽り口調の奴は…

まあお前しか居ないよな。牛沢。

見せびらかす様に雲の肩に手を置く牛沢。ちきしょームカつく！！

お得意の毒小刃を出すレトさん。負けじとナイフを出す牛沢。これ戦うしかないやつじゃん。