前回のあらすじ! 盛大にずっこけ(笑)、ジェイソン軍に見つかってしまったキヨ!
キヨ
おいこら笑うな!!
レトさん
まぁまぁキヨ君落ち着いて…()
そこへ雲ちゃんを連れ、立ちはだかる牛沢!果たしてどうなってしまうのであろうか…!?
キヨ
ドラゴンボールのナレーションじゃねえか…これ絶対ナレーター主だろ!!
あ、バレました?
キヨ
「あ、バレました?」じゃねぇよ!!…てか!早く始めろ!!
はいはい…それでは
第2章4話、スタート!!
雲
え…レト…さんに…キ、ヨ…?
牛沢
お前は下がってろ。ちっとばかり…惨いもん見せちまうかもしれねぇからよォ
そう言ってナイフを出す牛沢。
レトさん
余裕って感じだねぇ…?
苛立ったようにシャッと毒小刃を構えるレトさん。
雲
え…?どうして…なんで…ねぇ…うっしー!答えてよ!どういう事なの!?
牛沢
お前は黙って隠れてろ。余計なことは考えんな
冷たく低い声でそう言い放つ牛沢。
雲
でもっ…でも…
ヒュンッ!!
キヨ
!
雲
!
困惑する雲(と俺)を置き去りにして、鋭い刃物は飛んだ。
…そう、凄い勢いで俺たちの髪を掠め、牛沢に飛んで行った刃物は、レトさんの毒小刃だった。
レトさん
ペラペラとお喋りしてる暇があるなんて…随分と余裕なんだね?…それとも、ただの馬鹿なのかなぁ?
牛沢
…チッ。ちょっとの隙も時間も与えねえと。
牛沢
上等じゃねぇかよォ!!
闘う牛沢とレトさん。 俺は思った。
キヨ
…今のうちに雲連れ出せんじゃね?
考えた事はすぐ実行!!俺は困惑する雲の手を掴み走り出そうとした…
パンッ!!!
キヨ
ッ痛…
銃弾が肩を撃ち抜く。…そうだった、あっちにはスナイパーが居るんだった。
雲
キヨ!!
真っ先に俺の肩を心配する雲。
キヨ
…ぃじょぶだ、これぐらいなんともねぇって。
いやほんとは死ぬほど痛てぇ。でもここで「死ぬほど痛てぇ。」とか言ってたら情けねぇだろ?
雲
でも…血が…どうしよう…
??
お!ちゃんと当たってるじゃん!流石ガッチさん!
肩には鎌を担ぐ、明るくふざけた口調の女…こいつは…
雲
え…歌音…ちゃん…?
歌音
正解☆ 久しぶりだねぇ…「雲ちゃ」