大森
大森
大森
大森
am 1:00
大森
2人と遊びに行ったんだ
耳に響いたマイクの音も
ちゃんと覚えてる。
夢じゃないんだって
頭で思う度に
心臓は強く脈打った。
そうだ、今度は僕が誘おう。
ずっと2人に貰ってばかりは
なんだか申し訳ないし。
朝
大森
母
母
母
大森
母
大森
母さんはいつも以上に
僕を心配するようになった。
若井
大森
大森
藤澤
あ、まただ。
母さんの悲しそうな、
一瞬目を伏せるあの表情
大森
大森
僕はいつもよりも笑ってみた。
僕は大丈夫だよ、こんなにいい人達が一緒に居てくれるんだ。
だからどうか、
大森
…なんて、言えなかった。
若井
大森
藤澤
藤澤
若井
大森
若井
大森
藤澤
若井
藤澤
大森
大森
藤澤
3人で歩きながら学校へ向かった。
2人と居ると本当に楽しくて
時間なんてどうでも良くなった。
僕は2年になって
休むことが減った。
学校が楽しくて、
2人に会いたくて、
1年の頃が嘘だったみたい。
一限から授業を受けて、
休み時間になれば2人と話す。
若井
藤澤
大森
たったこれだけだけど
それが僕にとっては
幸せだった。
若井
大森
藤澤
大森
大森
若井
大森
大森
藤澤
若井
大森
そうだよな、
2人は僕と違って
部活動まで頑張ってるんだ。
昨日誘ってくれたのは
2人が休みだったから。
部活に入ってない僕が
安易に誘えるものじゃないか
大森
若井
藤澤
大森
大森
藤澤
若井
若井
大森
大森
若井
藤澤
大森
友達なんて必要ないと思ってた。
話せる仲だって
結局裏があって
最後は突然突き放されて終わる。
それが僕の知ってる「友達」だった
何だかまだ夢を見ている気分だ。
こんなに僕を離してくれないなんて
僕だって2人と一緒に居たい。
次回に続く…
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