コメント
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え...、刺身とか焼肉とか嫌いでよかったなぁ...(((((???) だからいただきますを言うのか...(???) あ〜すごい考えさせられる物語ですね...
新しい連載来ましたねぇ...! Prolog?読まないで来てしまったからProlog読んでからまた来るわ!()
クラスメイト
静かに座る僕に近寄り嘲笑う クラスメイト
彼は犬獣人
嗅覚が鋭くいつも嫌味を言ってくる
b r
反論したってなんの意味もない
より面倒なことになるだけ
慣れてしまって悔しさもなにも 感じなかった
クラスメイト
頭をかいて群れにいったのを確認し 僕は教室を抜け出した
b r
屋上で新鮮な空気に包まれる
穏やかな空気と共に僕を待っていたのは同じ人間のnk
n k
b r
b r
相槌をうってくれたり 微笑を見せてくれたり
僕の話を嫌な顔一つせず 聞いてくれる
僕の唯一の友達
n k
n k
b r
箸で甘そうな卵焼きをつかみ ため息をつくnk
僕が生まれるよりもずっと前のこと
獣人族は獣
魚人族は魚
のようにして
今とは違う形をして 違う生き方をしていた
人間は昔、獣や魚を食べたり
ペットとして従えていたり したらしい
それを気に入らない者達から 人間は嫌われている
b r
b r
n k
b r
彼は笑ってくれるから 酷い環境でも僕は笑える
孤独をかき消してくれる
生きている中で幸せな時間
僕にとっての生きがい
n k
b r
他種族からの酷い扱いに 耐えられない人間は多い
人間で毎日登校している人間なんて 僕とnkくらいだろう
n k
b r
独りだったら無理だったこと
人と巡り会い満たされるのもまた、 偶然の出来事であり
それらの偶然が幸せに繋がる
つまりは
努力をすることも
諦めてしまうことも
なにもかも偶然なのだ
n k
n k
b r
僕はご飯を頬張りながら手を振った
n k
教師
教師
俺の担任
表では優しい教師
だが本当は暴君な人だ
教師
勢いよく腕を振るわれる
鋭い爪で肌を引っ掻かれる
ゴミを見るような目で蹴られる
感じることのできない 時間という存在が
とても長く
とてもつまらない
教師
満足した様子で校内へ戻っていく
どうして俺はあんな人に 従っているのか
時々忘れそうになる
従っている理由
それは俺のただの自己犠牲
人間の友達と平穏に過ごしたいから
彼を傷つけたくなかったから
そんな自分勝手な考えだった
brが喜ぶとは到底思えない
でも、俺が人間であるからには
酷い扱いを受けていると 悟られているに違いない
brを見守っている限りは 俺よりは辛い環境ではないはず
しかし精神状態までは読み取れない
孤立していた俺に手を差し伸べて くれたbrだけは
この残酷な世界から守りたい
b r
1本のクロユリが水に浸かっていた
凛々しく美しい黒色だった
花言葉は「復讐」「呪い」
直接手は加えず
陰湿ないらずら
復讐にも呪いにもなっていない
理解できない行動